<レース記録1>
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<レース記録2>
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なんかピリッとしなかったなーがんばったんだけど、なんだか「やったー」感がないレースだった。 「彩の国」で感じた「落ちてる」。これはミドルでの感覚。 ロングに近い今回の皆生の距離だと、それが増幅されるようだ。 距離が短いとごまかしが効くからね。 |
<レース記録>
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<スイム〜T1>時々平泳ぎですいてるところをさがしながらバトルを回避しつつ、淡々と。始めのうちは、混み合った状態に閉所恐怖に近いものを感じて、思わずリタイヤしたくなる。10分も我慢すれば落ち着くのだが。 往路の半分くらいでバトルもほぼ終了。29分くらいで折り返しに上陸。 復路はできるだけブイから離れないように泳いだ。顔を上げて確認すると、ずーっと向こうのヨットが見えた。あれが目印か。 首の後ろがウエットスーツで擦れて痛い。そうだ、ここテーピングしとくんだったよ。1年ぶりだからな。忘れてた。 スイムアップするとちょうど60分くらい。65分くらいを覚悟していたので上出来だ。水温が低かったので体が冷えた。 スイム→バイクのトラバッグは紐を短めにしといたので上のヤツだ。ソックスがはきにくい。 |
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<バイク〜T2>いつも通り走り出してからスピードを決定。平地巡航33km/h、ならもちそうかな。スイムで冷えた体はすぐにあたたまった。 給水20分ごと、給食(くるみゆべし×3,カロリーメイト×2,ジェル×2)は60分から40分ごと。 気温が低く、体への水かけがあまり必要ない。エイドでスポンジもらうだけで十分だ。 序盤の平地部分ではアベレージ30オーバーだったが、アップダウンが始まると徐々にアベレージが落ちた。ま、仕方ないね。 後半ゲキ落ちすることもなく、ほぼイーブンペースで行けた。 ジェットコースターは5,6回だったかな―。 ラストの河川敷サイクリングロードが逆風だった。 トランジションのバイクは、少ないと言えば少ない気もしたが、150台もあったのね。 トラバッグを開けてびっくり。ジェルがない。手ぶらで走るのか・・・・。 トラエリア外の砂地でおしっこ。 |
<ラン>エネルギー源はあんパン、クリームパンかと覚悟して一つ目のエイド。なんと「粉飴ジェル」が並んでいる。ラッキー!5個もらった。時々水をかぶりたいくらいには暑いが、歩きになっちゃう選手が大勢出るほど暑くはない。 自分のペースは6分/kmを少し切る程度。 境港へ左折してしばらくした少しスピードアップした。このまま行けるかと喜んだら、折り返しで股関節に違和感。「無理すると失速するぞ」のサインだ。スピードダウン。 なんとか回復することを祈りながら、ヨタヨタと35km通過。少し持ち直してきた。 あと3kmで信号待ち。10人くらいたまった。ボリュームゾーンだなー。 中に見覚えのある470さん。どう見ても60代の老けっぷりだ。 ランスタートしてすぐの信号で追いつかれて、自分より微妙に速いペースで走って行った。 しかしそのあちこちで前後したので、やはり彼も必死だったのね。 ここでも後ろから追いついてきたので、「まあいいか」という気になったが。 そういえば前回は直前で抜かれてエイジ3位だったんだ。そういうのも悔しいな。ラスト3kmくらい必死で行くか。 信号が変わると同時にラストスパート。3kmもつかな。 もちました。 |
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<エイジ1位だったけど・・・>結局470さんは60代だった。たったの1分30秒差だったが、彼も後ろから追ってたんだろうな。 ま、いじましいラストスパートでした。 ランは、3時間50分くらいで走りたかった。 それができていれば、ラストスパートなんて必要なかった。 しかし、できる根拠があったかというと・・・? なかったな。 ただの希望。 前回に続き3ケタ順位。情けねーなー。 <反省>スイムは筋トレが効いたかな?後半の肩のへたれが改善したような気がする。4,5月のスイムトレのときは、50m1分オーバーがアタリマエだったので、ちょっと安心した。 バイクは、乗り換えの影響はなかった。ウルトラマラソンで、練習開始が遅れ、その後の悪天であまり乗れてなかったが、バイクラップそのものは「特に悪い」ということはなかった。特によくもなかったけど。 ランだ。問題だ。全然ダメだった。推進力が足りない。 |
<さて、佐渡どうするか>スイムは、まあ今の練習継続だな。バイクもこれまで通りの練習で問題なかろう。天気もよくなるだろうし。 ランは、ハムスト、大臀筋の筋トレと股関節の柔軟性アップに取り組む。ひと月でめざましい改善はないかもしれないが、手応えがあることを期待するしかないな。 <行程>金曜発4時で十分だった。大山のPAに到着してからジョギングするヒマもあった。皆生温泉の選手駐車場は、4時到着でも先着がいた。 宿泊が米子駅前だと、当日の駐車場で苦労しそうだ。来年は皆生温泉泊かな。 翌日の「海の日」に下道をのんびりは正解。でも途中で観光地に寄るのはやめた方がよい。 今年は浦富海岸で泳ごうと思ったが、駐車場がいっぱいでダメだった。 |
<ひと月前>スイム:距離に対する不安はなくなった。でも遅い。50m1分、3km60分か。バイク:まだ脚ができていない。太海往復が6時間オーバーだ。「川の道」でとりかかりが遅れたからなー。 ラン:どうだろねー。ロングライドの後のブリックでは、15kmまでなら5分30秒/kmだが。直近のフル(佐倉)が3時間20分だったのが不安だね。 |
<2週間前>梅雨入り直後は雨が降らず、カラ梅雨かと思われたが、20日過ぎからまともな梅雨となった。疲れた・・・・。回復が遅いな。 例年とほぼ同じ練習をやれてはいるが。 日曜のロングライドの距離を減らすべきじゃないか、とも考えたりする。 ジョグの走りだしのスピードがとにかく落ちた。関節の動きが悪い。トシをとるとこういう部分が出てくるわけだ。 ま、ともかくも、練習強度は例年並み。タイムも目立って落ちているわけではない。 |
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<1週間前:直前予想>スイム:60分以内バイク:5時間以内 ラン:4時間以内 10時間以内か・・・ |
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<キロ6分>フィニッシュ直前のエイド。ここでも盛大に水を浴びた。時間が惜しいという意識は消えていた。ラスト15kmは6分/kmを下回るスピードになっていた。エイドで費やす時間も含めた平均値だが。 こんなスピードでも自分的には最善を尽くしていた。ゲキ落ちしない範囲で最速のスピードを維持したつもりだった。 エイドの水かけも「必要なこと」だった。これがなければ暑さで失速していたと思う。 だから最後まで「今日のやり方」を通した。 幸い前後に選手は見えなかった。ひとり、それまでと同じペースで競技場に入った。 |
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<気合抜き>スタート前の八尾さんの「気合入れ」は例年と違った。「ゆっくり行きましょー!」「バトルなしでねー」 スイムの事故を警戒してのことだと思うが、かなり長い間連呼していた。 <言われなくても>自分ははじめからそのつもりなので、とにかくバトルを避けながらゆっくり行った。出だしの息苦しさはない。ウエットスーツ早めに着て慣らしたのがよかったかな? 水はぬるい。フルスーツではかなり暑かったそうだ。 1500mの通過は28分台。リキんでない割にはなかなか。 |
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<長いなー、でも60分切り>苦手なスイムは主観時間が長い。考えることはスイムアップ後の手順のおさらいくらいだ。 この1週間練習減らしたせいで、1500mを過ぎても肩の疲れは感じない。 以外と早くフィニッシュが近づいてきた。上陸地の海底は石が多く歩きづらいので、岸直前まで泳いで立ち上がった。 シャワーの少し先でウエットを脱いでキャップ、ゴーグルと一緒に丸めた。 時計を見たら57分。去年よりずっといい。力抜いた割には上出来だよ。 |
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<暑さ警戒>いつもの大山山麓引き回しコースに突入。給水間隔は15分ごと。同時に水かけもすること。エイドではできるだけスポンジも使うこと。給食は1時間開始、45分ごと。大福→カロリーメイトの順に。 ときどきサイコンでアベレージを確認。28km/h台だ。5時間切れるかな?という感じだ。でも無理して上げない。 エイドのスポンジで水浴び。応援の水かけも遠慮なくいただく。まだ、雲が多くて気温の上がり方も鈍いが、今のうちにちゃんと冷やしておこう。 大山道路を下って、前半の大山プチヒルクラの部から後半のアップダウンジェットコースターの部へ移行。 登りで抜くことが多くなってきた。まわりに疲れたヒトが増えてきたということか。100kmくらい走って、とりあえず今回も「バイクは」大丈夫そうだとひと安心。 バイクで百数十人抜いて、106位でランスタート。ほぼ例年並み。 |
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<体感は5分半なんだけどね>ランもムキにならない、で走ることを心がける。ペーランのつもりで。ジョグより速く、インターバルより遅い。そんな感じで。体感は5分30秒/kmなんだが、ラップを見ると大部分は6分/km近辺をウロウロ。エイドのロスタイムを除いても多分5分50秒/km台だな。 ときどきえらくバテテる選手を抜いたりするが、快速抜きまくり、という感じでは全然ない。あーあ。 こっちも時々失速警戒信号が出てスピードダウン。歩きだけは避けたい。 エイドではとにかく水を浴びた。ずぶ濡れ状態。さらに背中にクラッシュアイスを放り込む。でも次のエイドまでには乾いちゃってる。この繰り返し。 30kmからコーラ摂取解禁。でもスピードは上がらず。頑張ってるつもりだが。 去年の佐渡と一緒。エイジ何位とか総合何位とか頭から消えた。セルフコントロールを尽くして、自分の今できる最速状態の維持に努める。それだけ。 |
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<エイジ3位>2位のヒトには直前で抜かれた(その時は気づかなかった)。1位のヒトにはあと4分まで迫っていた。しかし、「クヤシイ」、「オシイ」という気持にはならない。あれが全力だったからなー。あれ以上は無理でした。 本当にクヤシイのは、ランが4時間17分もかかってしまったことだ。故障していたわけでもないのに4時間オーバー。情けないにもほどがある。 <ランの考察:みんな落ちてる>50代も後半になるとランがゲキ落ちする。今回の皆生でも55のエイジに上がったばかりの速い人がなぜかランで落ちていた。トシをとるとスイムやバイクよりランが落ちるのだろうか? |
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<ランの考察:脚が残らない?>バイクが短いとランのスピードが上がる。アタリマエだ。しかし若いころはバイクが長くてもランのスピードはあまり落ちなかった。 トシをとるとこの部分が衰えるのか? <ランの考察:ハムストと股関節>ハムストの筋力低下、股関節の可動域減少?フィニッシュ直後、大臀筋に痛みがあった。 帰宅後は脚全体がむくんでいたが、アキレス腱や足首まわりのむくみが最後まで残った。 ハムストの筋力が弱いのではないか?補うために足首や大臀筋が使われたのでは? または股関節が固い?後方への蹴りがうまくできないので足首や大臀筋に負担がかかった? |
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<ランの考察:バイクでヘタれない脚>なぜバイク練に力を入れるか?答え:バイク後も余裕がある脚を作るため。自分のバイク練は変わってない、と思ってるのは自分だけ? そういえば昔々は、練習後に脚がだるくてしょうがなかった。夜寝るときは脚を高くして寝てたことがあった。最近そんなになるまで練習で追い込んでないよな。 でもそんな練習やらかすとまた故障しそうだしなー。 <ランの考察:エイドのロスタイム>暑かったから水を浴びた。多分エイドごとに30秒〜1分は使ってる。これが20カ所。最低でも10分はロスしてるよなー。あんなにザバザバ念入りに浴びる必要あったのか?キモチよかったけどね。 でもこの辺を佐渡までに練習で検証しないといけないな。 もちろんすべてのエイドをスルーなんて(暑いときは特に)考えられない。どの程度の処置が「最低限」か、体感でわかるようにならないといけないな。 |
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<行程>14日(金)自宅→大山PA(車中泊)2時半発。アクアライン経由で娘のマンションに寄ってから、東名川崎で高速に乗る。 カーナビが古かったので、名神で高速に乗り違えたりしたが、なんとか16時ころ大山PAに到着。 このPAは外に出られるので、5kmほどジョギング。1kmほどのところがバイクコースだった。 車中泊は暑かった。 15日(土)大山PA→米子(ビジネスインよなご泊) 早朝5kmジョグ。 午前中にビッグシップ前の駐車場へ。 開会式後は車はそのままで、歩いて宿へ。徒歩5分だ。 今日の宿はボロイが掃除はちゃんとしてある。 でも、さすが1泊2500円では、部屋にティッシュもない。 16日(日)レース(皆生海岸で車中泊) 自分のレースが終わってから9時ごろ東山競技場に行き、レース終了を見届けた。 皆生海岸でエアコンをつけたまま車中泊。結構いい。 17日(月)皆生海岸→関ケ原IC 閉会式後、10時半ころスタート。 山陰海岸→白兎海岸・鳥取砂丘迂回→R9→R175→小浜→琵琶湖→関ケ原。 21時ころ着。24時くらいまで仮眠。4時ころねむなってまた仮眠。 アクアライン経由で自宅着は18日10時。 |
<ひと月前>6月12日だ。あとひと月。現状。スイム:右肩に痛みあり。50m1分がいいとこ。 バイク:50km程度ならまずまずだが、150kmがイマイチ。 ラン:「喜多マラソン」で走力確認。3時間50分くらいか。 アキレス腱:完治はしていない。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<2週間前>6月29日(月)、左ひざが痛い。膝?なんで膝?少し前から違和感があったが・・・。昨日の2時間LSDでやったか? 曲げ伸ばしで痛む。ランは無理だな。バイクもやめとこう。水曜までスイム以外自粛。 皆生直前だってのになんてこった。 木曜に練習再開。左膝の痛みはなくなった。バイク150km+ラン10km。バイクは大丈夫そうだ。膝痛の原因はランニングだな。無理しないどこ。 |
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<1週間前>今回は妻と小町が同行。左膝、使うと違和感残る。右アキレス腱、痛みゼロではない。 疲労がなかなか抜けない。不安がいっぱいだ。 直前予想。 スイム:58分 バイク:5時間00分 ラン:3時間50分 トータル:9時間48分 台風11号も心配だなー。 |
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<帯状疱疹>直前の月曜に帯状疱疹との診断。「腰が痛いなー。やっちゃったかな?」と思ってたら、なお悪い事態。この時点で水膨れでき始め状態。この後の痛みがどうなるか。当たり前だが、医者は「運動はダメ!」。が、しかし。 祈る思いで、抗ウィルス薬などを服用。巷では、「入院するほどの激痛」だそうだが、幸いにも自分の場合はそれほどでもないようだ。「痛いかな?」という程度。でも不快な中からの痛み。ロキソニンを飲むと消える程度。 水曜に再度受診。「何もないとは思いますが、やめたほうがいいですよ」とのこと。参加決定。 <小町同行>今回はホテル宿泊。妻とわんこの小町2才が同行する。小町と同伴ゴールは無理だ。柴犬は暑さに弱い。競技場で長時間待てない。皆生温泉内の歩ける範囲で応援してくれる予定だ。妻基本的には小町のお世話。 |
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<うわ!60分オーバー!>アップで水に足を付けた途端、左足中指が攣った。水温が低い(21℃)。1週間泳いでないから右肩の状態は良いが・・・。比較的前の方、右端あたりからスイムスタート。バトルを回避しつつマイペースで進行。うねりがある。水はやはり冷たい。 上陸地点を27分で通過。54分くらいで上がれるかな?と思ったら、1時間かかっちゃった。やっぱり50m1分だった。あーあ。 それにしても、後半は体が冷えてくるのが自分でわかるほど。フィニッシュ手前では海水のしょっぱさが減少。かなり川水が来てるな。 冷え切った体でスイムアップ。271位。オソイ! |
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<サイコン>不調だ。レース前日午前中に突然反応しなくなり、夕方再び復活。その状態でスタートしたものの、40kmくらいでまた無反応に。この後は自分のペース感覚で行った。<折り返し過ぎてようやく>サイコンが使えないし、距離表示もたまにしかないのでペースがわからない。スイムが遅かったせいか(この時点では知る由もない)、周りにはいつまでたっても選手がごちゃごちゃいる。「バイクのパワー落ちたかな?」と不安になる。「とにかく目いっぱいいかない」を肝に銘じて淡々と進む。中山のエイドを過ぎて間もなく、T島さんをパス。距離が110kmであることを教えてもらった。残りをアベ30で行ければ、トータル5時間50分くらいでランスタートできそうだ。幸い脚もまだ余っている。よしラストスパートだ。ようやくシャキッとしてきた。 |
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<こおおおまち!>バイクラストの日野川堤は逆風。中山折り返しから追い越し基調でバイクフィニッシュ。通過は110番くらいだったので、バイクで160人くらい抜いたことになる。ラップも自己ベストだった。心配は杞憂でした。帯状疱疹のお薬を服用し、ランスタート。ラックのバイクは割と少ない。 「小町はいるかな?」ホテルの近くの東屋。 お、いた!妻と小町。「こおおおおまちいいー」と大きな声で呼ぶ。ご対面。思い切りなでてあげる。よく待っててくれたなー。エライエライ。忠犬小町! |
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<体感5分、でも実際は・・・>皆生はランの距離表示があてにならない。だからどのくらいのペースで走っているのかわからない。まあでも、「終わりまで続くペースで」が最優先だ。抜いた抜かれたは関係ない。体感だと5分15秒〜30秒/kmくらいなんだけど・・・。ゴボウ抜きしてるという感じではないから、実際はそんなに速くないんだろうなとは思ってたが。 弓ヶ浜の中ほどから陽射しも出て気温が上がってきた。空港入口から境港の往復は日陰が懐かしくなる程度に暑かった。 復路の米子空港あたり(25km過ぎだったかな?)、失速の兆候。ペースダウンして我慢。5kmほどで復活。30kmからロングスパート(のつもり)。 なんとか10時間切りでフィニッシュした。 |
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<補給>バイクは草餅×2、カロリーメイトメープル味×2、CCD×2を60分から開始。40分〜45分毎。ねり梅チューブを60分毎。給水は20分間隔。水とスポーツドリンク。ランはCCD×2、なんだか忘れたが1個80Calのジェル×2、時々バナナやパン、梅干し。給水はエイド毎。 草餅は失敗。パッケージに張り付いちゃった。やっぱり粉まみれの大福にするべきだった。 |
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<小町お疲れ>早朝4時。車にバイクなどを積んで選手駐車場へ。忘れ物に気づいて歩いてホテルに戻ると、小町が妻とついてきた。途中でウンチをして駐車場まで来た。これで散歩1km。妻がフードを忘れたので、小町は食事のためホテルにUターン。散歩2km。 自分はバイクのセットや最終受付を済ませて再び車へ。小町も戻ってた。散歩3km。 ウェットスーツを着てスイムスタートエリアへ。小町も同行。自分はスイムチェックをして海岸へ。少しアップした後、小町がいないかと堤防のギャラリーを探すが見えず。後で聞いたら中段あたりに座ってたそうだ。たくさんの人になでてもらったと。 スイムスタート時。花火が打ち上げられた。音に驚いた小町は、妻を引っ張って一目散に逃げ出した。ホテルに戻って散歩4km。疲れたねー。 |
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<旅程>7月17日(金):千葉→米子。台風の影響で一日中雨。夜には名神などで通行止めが出た。危なかった。7月18日(土):皆生温泉滞在。ベイサイドスクエア皆生ホテル。犬連れは出入り口が別。でもある意味気楽だ。窓からの眺めは良い。小町のお気に入りになった。 7月19日(日):レース。 7月20日(月):米子→丹後半島・スイス村。閉会式欠席。シタ道で丹後半島のキャンプ場まで。鳥取市の旧因幡国庁跡を見学。小町初めてのキャンプ。風でテントがばたつく音でしばらく落ち着かなかったが、すぐに寝た。大したもんだ。 7月21日(火):丹後半島→千葉。帰宅。自宅のカギを忘れたことに今日気づいた。16時ころ自宅に着いたが入れず、20時過ぎの娘の帰宅を待つ。小町は家に帰ってうれしそうだ。 |
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<反省>スイムは予想通り遅かった。何か大きく足りないものがあるのだろう。パワーじゃない。珠洲までに少しでも改善をしたい。バイクは今のレベルの練習でオッケーだ。 ランはもしからしたら(少しはマシ?)、と思っていたがやっぱりダメだった。要するに「速くない」。1kmあたりあと15秒でいいから(コマカイナ)、上げられればなー。 |
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<平日バイク朝練火曜>
<バイクロングライド日曜>
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<バイクミドルライド土曜>
<+ラン>
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<60日前>5月21日だ。皆生60日前だ。まだ参加できるか不明だ。ここまでの経過は・・・3月16日(日) 「よこはま月例マラソン」で無理をして右アキレス腱悪化。バイク、ランともに中断。 4月26日(土) 練習再開。バイク20km、ラン2kmから。 5月7日(水) ラン15kmまで伸ばしたところで(と言っても7分/km)、アキレス腱のリカバリがきかなくなり、ランだけ中断。バイクはテーピングして継続。 5月21日(水) ラン再開。ジョグ2km。これで続かなければ皆生はDNSほぼ確定。その前に6月1日に「彩の国」があるが、DNSだろうなー。 |
<30日前>アキレス腱の状態テーピングすればバイクはオッケー。ランは7分/kmが精一杯。走っている間や走った後に痛みが出るが、走れなくなるほどひどくならない。翌日にはまた使える状態には戻る。 ラン次第 バイクはなんとかレースで走れる程度にはなってきた。あとはランをなんとかするだけだ。 ここまで週5日バイクに乗ってきたが、週4に減らし、その分をラン(とちょっぴりスイム)に振り分ける。とりあえず「2時間続けてジョグ」×4+「5kmリカバリージョグ」×2を3週間。続けられないようならDNSだ。 |
<一週間前>参加決定。とにかくスタートしてみよう。スイム:1時間以内でいける。 バイク:5時間前後でいける。 ラン:全くわからん。4時間以内は難しいな−。というより、最後まで歩かずいければいいが・・・。痛みが出たときに備えてキネシオテープ携帯。歩きになってしまったときのためにボトル携帯。 |
<浸水・・・!>スイムスタートしてまもなく。ゴーグルから浸水。立ち泳ぎで再装着を2〜3回繰り返す。先が思いやられるな。<スキマを捜せ>バトルになりそうになったら平泳ぎ。周りをよく見てスキマを捜す。たいていすぐに広い場所が見つかるものだ。1500mのチェックポイントまでに何回か実行。おかげでストレスなく泳げた。<25分>1500mで上がったとき、時計を見たら25分。潮がいいのかな?自分だけいいわけじゃないだろな。結果を見たらその通りだった。<イテテ>スイムアップ。走ってトランジションへ、と行きたいところだが、ちゃんと伸ばさないとアキレス腱が痛む。ゆっくりトコトコと行く。大福2個、後ろ真ん中ポケット。カロリーメイト2パック、後ろ左ポケット。ピットインリキッド2個、左ももポケット。練り梅チューブ、右ももポケット。不調に備えてテーピングセットラップ巻、左後ろポケット。 179位でバイクスタート。 |
<しまったカロリーメイトが!>気温が上がってきた。雨は降りそうもない。給水と水かけは15分ごと、給食は1時間からスタートして40分ごとに決定。バイクをスタートして1時間。そろそろ給食開始と思った矢先、後ろポケットからカロリーメイト脱落。早速給食計画に狂いが。食い物が足りない。エイドでバナナでももらって食いつなぐしかないな。給食開始を少し先延ばしして、1個目の大福を食べたのは、地下道の歩行区間。でもパッケージを半開しておいたため、中身が出ちゃってて食べにくかった。 <長いな−>スタートして2時間。「え?まだ2時間?なんか長いな−?中山の折り返しって標識何番だったっけ?」長く感じるのは良くない兆候だ。まずは給水・給食の時間管理に徹する。もちろん抜いた抜かれたも気にしない。心臓と相談して適正ペースで走行。それで結果がダメなら仕方ない。 なんてことを考えながら走ってるうちに時間の経過は気にならなくなった。 中山の折り返し直後、ようやくT島さんに追いつき、しばらくしてからY井さんとすれ違い、さらにM田さんともすれ違った。みんな頑張ってるなー。 <痛いぞ>バイクフィニッシュ。5時間50分くらいだ。結構いいぞ。でもアキレス腱には微妙な痛みが。テーピングは?それほどじゃない。まずはこのまま行ってみよう。97位でランスタート。バイクで80人抜いたワケだ。エライエライ。 |
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<もつかなー?>ピットインリキッド6個をポケットに突っこんでランスタート。ボトルは持たないことにした。でも右アキレス腱が痛い。そーっと行くしかないな。それでも最後までもつかわからない。抜かれていく。ランで抜かれるなんて。いやいや、しょうがない。無理をすれば結局走れなくなる。我慢しろ。 <6分/km>最初の4kmエイドを24分程度で通過。6分/kmだ。だいたい練習でもそのペースでしか走れてないんだから。どっかの国のサッカーみたいに「奇跡」ばかり期待しても愚かだ。でも、練習では2時間まではこのペースで行けてたわけだから、今日も、少なくとも折り返しまではこのペースが維持できるはずだ。 境港の折り返しまでは淡々と走れた。特に長いとは感じなかった。2時間10分くらいだったから。6分/kmをややオーバーか。エイドで水かぶったりしてる時間のロスがあるから仕方ないか。 <もちそう>アキレス腱の痛みはほぼない。かといってスピードアップはできない。体感でわかる。そういう練習してないからきっと自滅する。今のペースを維持だ。折り返して1kmほどでT島さんとすれ違う。速いなー(オマエが遅いんだよ)。追いつかれちゃうかもな。ま、しょうがない。遅かれ早かれそういう日は来るのだ。 |
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<食べ過ぎたか?>30km過ぎくらいに消化不良の感覚。バイクで食べ足りなかった分をランスタート直後におにぎりを2個食べちゃった。まだそれが消化されてないぞ。途中でバナナも食べたど、調子に乗って食べ過ぎなくてよかった。ピットインリキッドと適量の水でもたせるしかないな。<抜かれちゃいるが・・・>こんなに遅くても、それ以上に遅くなっちゃうヒトはやはりいるわけで。抜かれるばかりではなく抜くことも。遅いなりにイーブンペースで行けてる自分に感心。<全エイドで給水、みずかけ>残り5km、4km・・・。やっぱり10時間オーバーか。最後のエイド。これまでは素通りだった。でも今日はコーラをひと口、水をひと口、水をかぶる。全エイド制覇。初めてだな。今さら1分がなんだ。<3ケタ順位、でもエイジ2位>よくやったね。4月いっぱいほとんど走れなかった。5月からはバイクには乗れたが、ランニングはアキレス腱の痛みでスピードを上げられず。とてもフルマラソンの足ができたとは安心できない状態。そんなことを考えながら、フィニッシュではそれなりにこみ上げるものがあった。しかし!3ケタ順位はやはり情けなかった。さらにそれでもエイジ2位というのは、年齢を自覚した。 |
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<長くても短くても>今年はこれまでのショートクランク165mmから172.5mmに変更した。そして結論が出た!「どっちでもいい」 同じだ。バイクラップがそれを証明している。そりゃ、これが160だったり180だったりすればさすがに影響するだろうが。 <野宿のほうが・・・>宿泊は駅前のビジネスホテルだった。一番安い「窓なし・喫煙」3000円。やはりたばこクサいのは耐えられない。登録などは便利だが。次はやっぱり皆生温泉に泊まろう。<クルマは疲れるなー>800kmは遠い。トシをとるとなおさら堪える。今回は往路で東名の6時間通行止に遭遇したのでなおさら疲れた。<佐渡とハセツネ>あと2つだ。ちゃんと休んで、8月はもう少しランの強度を上げられるといいな。 |
<10日前>最後のポイント練習を7月1日に終えた。2週前は2/3練習。1週前は1/2練習の予定である。 6月の前半は土日に雨に降られることが多かったが、雨が降っても予定通り練習をこなした。6月にバイクで1200km走ったのは初めてだ。 しかし、気温がずっと低めで、6月の早朝バイクでウィンドブレーカーを着たこともあったくらいだ。暑熱馴化が不十分だ。レース当日にいきなり猛暑になったりすると厳しいかも。 <結果の予想(希望?目標?)>スイムはゆっくりスタートして、マイペースで手堅く54〜55分。バイクを5時間以内で終えて、6時間以内にランをスタート。 ランは3時間30分以内でトータル9時間30分以内。 |
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<デュアスロン>海は波高3m。スイム中止で今回はデュアスロン。前回のデュアスロンでは総合、エイジとも順位を下げた。今回もいやな予感がする。 |
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<1stラン8.3km>8.3km。突っこみすぎないように抑えて走る。風が強い。気温も高い。結構汗をかいた。ウェットスーツを脱ぐ手間がないだけ、短い時間でトランジションを済ませ、バイクをこぎ出した。 |
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<バイク145km>風が強い。進行方向によってフォローとアゲンストが変わる。アゲンストでは決して無理せず、場合によってはフロントインナーも使用した。 序盤では抜かれまくったものの、後半には徐々に順位を上げることができた。 |
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<暑さ対策>気温が高い。暑熱馴化が不十分なので、意識して水をかぶる。手持ちのボトル、オフィシャルエイドのスポンジ、プライベートエイドなど、できるだけ利用させてもらった。 |
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<食糧不足>補給食はカロリーメイト4個+パワージェル2個。カロリーメイトはバイク中盤までに2個を落としてしまった。ポケットが浅かった。中山の折り返しまでに手持ちの食糧はゼロとなり、バナナを手に入れようとしたがうまくいかない。あきらめて、中山のエイドで停車し、カットバナナをゲット。これとコーラなどで何とかバイクをもたせたが、ランスタート時点ではややガス欠状態だった。 ランの補給は15kmからカーボショッツ4個を用意していたが、そんなわけで、前半ですべて消費してしてしまい、後半はオフィシャルエイドに頼った。 |
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<ラン42.2km>目標ペースは5分/km。風はあるものの気温が高い。暑さに慣れていない体なので、用心のためすべてのエイドで水をかぶる。それでも次のエイドまで半分も行かないうちに水は乾いてしまう。最初の10kmが53分。まずまずだが、次の10kmも53分。無理をするとつぶれそうだったので、30kmまではとりあえず6分/kmに落とした。ラスト12kmでスピードアップしようと思っ たが、その余力もなく、そのまま6分/kmで走り終えた。 ランラップは4時間01分。99年の佐渡以来続いてきたランラップ3時間台が途切れた。 |
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<順位も降下>ランの不調が響いて、総合順位も54位と若干下がり、エイジでも4位に終わった。 |
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<総括:惨敗>ランで3時間30分どころか、4時間オーバーという惨めなタイム。そんなスピードでしか走れなかったのは情けない。ランニング全般についてトレーニングを大幅に見直す必要がありそうだ。 |
<トレーニング>
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<スイムで目が覚める>スタートと同時にバトルに巻き込まれた。心拍数が上がり気持ちがくじけそうになる。「あと1時間泳ぐのか・・・」リタイヤしたい衝動にかられる。「こういうとき心臓が止まったりするんだろうな」なんてクダラナイ考えが頭をよぎる。しかし不思議なもので、追い詰められて開き直った。皆生に着いてからずっと、盛り上がってくるものがなかった。緊張してピリピリというより、気分が沈んでウツウツという感じなのだ。「うれしいな。レース楽しみだな」という気分ではないのだ。スイムスタートしてようやくわかった。コワかったのだ。ビビッていたのだ。しかし始まってしまえばもうやるしかない。一気に気分がレースモードになった。 左ターンしてしばらくはまだバトルがあったが、顔を上げてすき間を探し、コースを変更する。1500mのチェックポイントは27分で通過。何度かクラゲを見かけたが、心配された「ゾエア」の被害には遭わずに済んだ。 フィニッシュ直前の右ターン後にWCタイム。トランジションの時間を節約した。 |
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<仕上がり8割のバイクだったが・・・>例のごとく「アイアンマンウェットスーツ」から足を抜くのに手間取る。そして不安なバイクをスタート。行動食は、カロリーメイト4パックとパワーバー2枚、梅干3個。すべてのエイドで水かスポーツドリンクをもらい、給水と水かけを15分毎に行うこととした。最初の給食は2時間の予定だったが、腹が減ったので1時間45分から開始。おおむね45分間隔で食べた。バイクコースは走行する方角が頻繁に変わるので、風もフォローとアゲンストがめまぐるしく変わる。ジェットコースターの上りとともに、アゲンストではできるだけ無理をしないことを心がけた。 気温は高いが、頻繁に水をかぶったおかげで最後まで暑さにばてることもなくバイクを終了。スプリットは5時間を切れなかった。去年パンクしたのを割り引いても、おおむね去年並みだ。ぜんぜん速くなってない。相変わらず「課題はバイク」だ。 |
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<猛暑のラン>ランに入った。スタート直後に「76位!」と沿道のヒトが教えてくれた。どこまで上げられるか。バイクより一層暑さがこたえる。サバイバルレースとなった。暑いときは特に自分の体との対話が重要となる。ランで崩れてしまえば30分くらいは簡単にタイムが変わる。今年はタイムロスを承知の上で、すべてのエイドで給水と水かけを実行することにした。<ランラップ>
境港の折り返し付近で妻と出会った。一番暑さが厳しい区間だったので、元気が出た。しかし25km過ぎにきつくなり、意図的にペースダウン。これが奏功し、ラスト12kmは徐々にペースを上げていく。30kmからはコーラの摂取を開始。黒糖エイドでも補給をしてラストスパート。ペースは5分/kmまで回復。前半で抜かれた選手も抜き返し、念願の妻との同伴フィニッシュを果たしたのだった。 |
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<タナボタ1位>50歳で総合6位に入った選手がいたので、タナボタでエイジ1位をいただいた。総合では31位だ。特にうれしかったのは、30位以内でもランで4時間以上かかった選手がざらだったことだ。このコンディションで最後まで崩れないでレースができたのは、大きな誇りとなった。帰りは鳥取砂丘、天橋立などを観光し、火曜日の昼頃ようやく自宅に到着。さあ、富士登山競走だ! |
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ハードな1週間の始まりだ。
17日(金)移動日:自宅〜皆生
18日(土)開会式
19日(日)皆生トライアスロン
20日(月)移動日:皆生〜関ヶ原
21日(火)移動日:関ヶ原〜自宅
22日(水)お仕事
23日(木)移動日:自宅〜富士吉田
24日(金)富士登山競走〜帰宅
皆生から中4日で富士登山競走を走るという無茶な計画。このトシだと完走も危ういかも・・・?
千葉から800km。眠気と戦いながらやっと皆生に到着。宿もキャンプ場も予約していないので、泊まりは野宿だ。テントも持ってこなかったのですべて車中泊である。
17日(金)は、トランジションエリア近くの路上で、車内で寝始めた。雨が心配なので屋根テントは立てなかった。
今回の旅の後半で認識を改めることになるのだが、この時点では屋根テントは雨天時使用不可だと思っていたのだった。
しかし、2時間ほどで暑さに耐えきれず、屋根テントを立てた。シートに寝るより平らで涼しい。
8時には米子コンベンションセンターの駐車場に車を入れた。
登録は午後2時から、開会式は3時からで、時間はたっぷりあるが、ギリギリだと車を停められないので、前回もこのパターンだった。
時間まで本を読んだり、みやげを物色したりして過ごした。
18日(土)は、選手駐車場で野宿した。
翌日の天気が心配だったので、開会式後にビジネスホテルをあたったが、すでに満室だったので、開き直って野宿ということになった。
雨が心配だったが、屋根テントを立てた。
温泉街のメインストリートの末端なので、結構交通量が多くうるさい。
そのせいなのか、それとも水を飲み過ぎたか、緊張のためか、夜中に何度も目が覚めた。その上、朝2時頃に小雨がぱらついたので、屋根テントを収納し、シートで寝た。結局レース当日は3時半には起きてしまった。なんだか落ち着いて寝られなかった。睡眠不足かなー?レースへの影響が心配だ。
駐車場からトランジションまでは徒歩10分。
最終登録で1往復、バイクをセットして1往復と、用事を小分けにしてわざとコマメに歩き、アップの代わりとした。
しかし、時間の読みを間違え、入水チェックが遅れてしまった。
波打ち際で慌ててウェットスーツを着用し、大急ぎでアップ。なんとかスタートには間に合った。
序盤で若干のバトルに巻き込まれ、左に逃げた。
事前のアナウンスでは、潮は往路がフォロー、復路がアゲンストということだった。
1500m地点でいったん上陸。27分。
コースブイに近づくと混んでいるので、ブイから意識して離れたが、離れすぎてライフセーバーから一度注意された。
40分くらいからようやく調子が出てきた。上がってみたら54分だった。潮の影響はあまりなかったようだ。
ウェットスーツを脱ぐのに手間取った。足首の部分がきつい。切った方がいいかなー?
トランジションは、例によって隣とゴチャゴチャになってぶら下がっている中から引きずり出す。1年ぶりのトライアスロンなので、トランジションに手間取った。
風が強い。皆生のコースは頻繁に向きを変えるので、フォローとアゲンストがめまぐるしく変わる。こういう時はフォローのメリットより、アゲンストのデメリットの方が大きいような気がする。途中2度ほど雨に降られた。
今日のバイクは主観時間がやけに長い。1時間、30kmがとても遠い。こういう時はあまりいいタイムでは走れないものだ。
補給食は(パワーバーが高いので)カロリーメイトを携帯した。2箱分(4パック)だが、足りなかった。後半は、バナナやおにぎりでしのいだ。佐渡ではやっぱりパワーバーを持つ必要があるかも。
残り10kmくらいで、日野川の土手に上がって間もなくパンクした。せっかくフォローで気分良く走ってたのに。ホントにパンクと縁があるレースだ。10分弱でチューブ交換。マーシャルが少し手を貸してくれた。
皆生の少し前の練習中にパンク。そのときボンベアダプターの故障を発見。皆生には新品のアダプターを持参した。故障したのをそのまま持って来ていたら、多分ここでリタイヤだった。運が良いのか悪いのか。
気を取り直してレース再開。間もなく沿道のスタッフから「あと5km」の声。サイクルコンピュータは「135」だ。やった5km得した。この分ならスイム+バイクで6時間スレスレくらいで行けそうだ。あーあ、パンクしてなきゃ10分速かったのに。
これがパンクの原因
ランへのトランジションは自分なりに速かった。
走り始めて間もなく雨が降り始めた。この時は、「バイクで降られなくて良かったなー」くらいにしか思っていなかった。
10kmの通過が55分。ウルトラマラソンだ。それでも多くの選手より速いようで、少しずつ前走者を抜いてゆくが、2人ほど先行されてしまった。
雨はだんだん本降りとなってきた。それでも走っていると暑いので、エイドで給水、水かけが必要だ。立ち止まってこれをやっていると、結構なロスタイムとなる。
境港を折り返し、25km〜30kmあたりを走っていたとき、ついに豪雨となった。それまでは路面には水たまりがあり、避けることもできたが、一面冠水し、どこに足を着こうと関係ない。体感温度も下がり、選手は走ってるからまだいいが、ずぶぬれのスタッフは体温を奪われる一方だ。震えている人もいる。恐縮しながら走り続けた。
30km過ぎからコーラの摂取を開始。結構上位に来たせいか、選手がまばらになってきた。土砂降りの中、黒糖エイドで補給し、この辺りからラストスパートを試みる。25kmあたりで現れた失速の徴候は、しばらくペースを落としたことによってなんとか解消した。ようやく気分よく走れてきた。
ゴール手前2〜3kmまで数人の集団とつかず離れずで来たが、信号通過のわずかの差で、自分ともう一人が抜け出す。40代のその選手と並走しながら競技場に飛び込む。最後の100mで置いていかれた。
ランラップは3時間43分台で、マラソン練習の必要性を痛感した。
ゴールしても土砂降りの雨だ。スイカとアイスクリーム(!)のサービスをいただいて、預けていた荷物を受け取り、早々にシャワーを浴びて着替えた。少しでも速くバイクをピックアップしたかったので、すぐにシャトルバスに乗って皆生温泉へ。室内プール入り口の軒下でバイクの手入れをしていたら、近くにいたスタッフから「レース中止」と教えられた。ラン競技途中の選手も止められたそうだ。この時点でフィニッシュしたのは5割弱だった。荷物の整理がついたら会場に戻って「鉄人ラーメン」をごちそうになろうと思ってたのに・・・。
この後、皆生温泉センター周辺は戻ってきた選手で大混雑となった。そして・・・半数以上がレースを中断したということで、今年の年代別表彰はナシとなったのだった。数字の上では1位だったんだけどね・・・。
<大山PA>金曜に米子に到着したものの、台風が接近中。予約していたキャンプ場をキャンセルし、米子自動車道の大山PAで車中泊となった。←皆生温泉内の歓迎の看板 | |
<皆生温泉>土曜日の早朝、皆生温泉に到着。2年前の思い出をたどりながら少し散歩をした。去年までのフィニッシャーズストリートは寂しく雨にぬれていた。観光会館のポスター→ |
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<米子コンベンションホール>台風の接近で開催自体が微妙だ。悪天候時の対応などが急遽決められたため、詰めの甘い部分に質問が集中し、競技説明会は少し長引いた。しかし、「なんとか開催」を目指して大会側は最善を尽くしてくれているようだ。感謝に耐えない。今夜だけはビジネスホテルに泊まることにした。一応温泉付きだ。 ←皆生温泉のソープランド(温泉街なのでこういうのもある) | |
<皆生温泉>レースはデュアスロンで開催されることになった。 |
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<淀江AS>今年はここがバイクの折り返し。2時間もかかっていない。その割には結構足に来ている。バイクは練習不足だった。 ←レース前日の皆生海岸 | |
<水木しげるロード>
150位くらいでランスタートしたため、多くの選手と併走することになった。バイクが短かった分みんなランに足を残せたようだ。 スタート前受付風景→ |
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<東山公園陸上競技場>
前回果たせなかった着ぐるみの「カイケ君」とのフィニッシュを今回は実現! |
金,土と夕方に土砂降り。土曜の夜から日曜の朝にかけて小雨が降った。大会当日は薄日が射し、結構湿度が高かった。梅雨明けが宣言されたのは大会翌日だった。
金曜の夕方に到着し、この日は海岸のスイムフィニッシュ地点に設置してあるテントの下にテントを張った。土曜と日曜はトランジションエリアにもなっている米子室内プール裏のキャンプ場に宿泊した。このキャンプ場は土曜の朝から選手に開放される。ヤブ蚊が多かった。風呂は歩いて10分のところに「OYU」という日帰り温泉が300円で利用できる。
「皆生の坂は下った勢いで上れる」某誌である選手のコメントとしてそのように紹介されていた。2001年の初出場のときだ。それを信じて、下った勢いで上りは思い切りダンシングし、見事にバテた。
今年は、下った勢いで行けるところまで。無理して踏み込まず、あっさりインナーに落として上った。前半ダンシングで上っていた選手は、後半でバテていたようだ。ジェットコースターは勢いでは上れない。でも2回だけ勢いで上れた坂もあり、このときは気持ちよかった。
今年のバイクはイーブンペースで最後まで行くことができ、終わってみれば5時間を切っていた。
スイム+バイクで6時間。レース前の目論見だった。ランを3時間30分で行ければトータル9時間30分である。例年だとエイジの入賞圏内だ。ランスタートして時計を見たらちょうど6時間くらいだったので、「これは行けるかも」と同時に「失速したら終わりだな」と気を引き締めたのだった。
翌日、成績表を見ると年代別2位だった。皆生は3位までステージで表彰してくれる。