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予期せぬニューバイク(2019.3.15)

<FELTB14>

2月6日に納車してからひと月。違和感なく乗っている。
購入価格30万。新車だ。
これまで乗っていたのは、FELTB16。2011年からだ。
いい加減古いが、まだ5年は乗るつもりだった。しかし廃車になった。
2019年1月13日のことだ。

<交通事故>

1月13日(日)、高滝ハーフの翌日。いつもの太東漁港往復ライド。
帰路、長南町の畑の中のまっすぐな道。
自分の走る道路を横断しようとした軽自動車に、右の真横からぶつけられた。右側に倒れた。
右手首ねんざ、右肩打撲、右膝擦過傷、右ほお擦過傷、など。
右脚は無事だった。
クルマは上死点付近にあった右ペダルにぶつかった。右脚には直接ぶつからなかった。
車体が直に右脚にぶつかっていたらかなりのダメージだっただろう。その点だけはツいてた。
軽自動車を運転してたのは高齢の男性。「見えなかった」と。

<問題は11速>

B16は古いバイクだったので、全額保障というわけにはいかなかった。
しかし、結果的に10万未満で新車ということになりそうだ。その分痛い思いをしてるし。
「若潮マラソン」直前だったしね。
問題はB16が10速、B14が11速であることだ。
決戦ホイールのZIP404は10速だ。
「どうする?」
近所のショップ「ProjectK」の店主に相談したところ(ここでB14も購入したので)、11速のカセットを10速のリムに載せる工作ができると。
ただし3万円也。
やれやれ。

60才になった〜ら♪(2018.12.10)

<佐渡×、ハセツネ×、FTR×、さの×>

ランニングがすべてダメな2018年だった。トシのせいなら何をやっても無駄だろう。
でも、「ちゃんと練習ができてなかった」という可能性はかなりある。心当たりもある。
もしもそうなら、ちゃんとやれば復活可能だ。

<手を広げすぎない>

参加するレースを固定し、年間の練習パターンを定型化する。
FTRに参加した2016〜2018は、山練習のために11月までマラソン練習ができなかった。これでかなりフルの走力が落ちた。
それ以前は、ハセツネ語の10月後半からマラソン練習に入ってた。
今後は、若潮、佐倉、富士五湖or野辺山or川の道、皆生、富士登山、佐渡、ハセツネ、さの、かな。
ただし、本命はトライアスロン。目標レースは佐渡。

<フルマラソンには>

30kmのペース走が絶対必要。トライアスロンでも必要だから、これは一年中メニューに入れないといけない。
これをやっておかないと、「42kmをこれくらいのペースで走れる」という自信と見通しが持てない。
必然的に「ゆっくり入って様子を見る」という消極的なレース運びにならざるを得ない。
ましてやそれで後半ペースアップできればいいが、走り込みが足りないと、結局それもできなかった、で終わることになる。2018の佐渡がこのパターンだな
さらに、スピード底上げのためのインターバルだ。これも一年中だ。

<ウルトラマラソンには>

50km走だ。
ただし、ベースはマラソン練習。50kmは実力確認程度であきらめよう。
マラソンの走力はウルトラにも通用する(と期待しよう。今のところは)。

これからの富士登山競走(2018.3.20)

<富士登山競走落ちた、富士吉田死ね。なんちゃって>

絶大な人気を誇る「東京マラソン」のエントリーは抽選である(参加する気はないけどね)。
一方、富士登山競走のエントリーはクリック競走である。
「な〜んでか?」
それはね、「主催者が手間をかけたくないから」
それがミエミエだから、クリック競走で落ちると「ムカッ」と来るんだろうな。
抽選だったら、「ま、仕方ないか」と思うだろう。

<2012年を最後に>

この年までは、遅いタイムながら山頂コースで時間内完走できていた。
毎年エントリーしていれば、「五合目通過タイムで山頂コースのエントリー資格」はクリアできていたと思われる。
皆生の日程なんかの関係でブランクがあり、その間参加基準が変わり、クリック競走が激化し。

<レースでなくとも>

負け惜しみではないが、幸いなことに、富士登山競走は必ずしもヨーイドンで競走しなくとも走れる。
コースは、ランナー専用ではない。エイドも、なくても困らないレベルだ。
このレースをみんなで走ることのメリットは、「競うことによって追い込める」ことと、主催者が完走証を発行してくれることくらいか。
佐渡トラなんかだとそうはいかない。一人でタイムトライアル、だと大いに困る。
スイムはコースがわからない。バイクは飲食の補給に手間と時間がかかる。ランも同様だ。
みんなで競争するなら、スイムコースは明示され、バイク・ランのエイドでサービスが受けられる。これがないとタイムに影響する。
富士登山競走の場合は、やる気さえあればレースでなくてもいいのだ。完走証は別にほしくないな。所詮は自己満足の世界だ。

<タイムトライアルだ>

そういうわけで、これからもエントリーはしてみるが、別に正式参加にはこだわらない。だめならタイムトライアルにするだけだ。
ま、どのみちそんなに速いわけじゃないし。現状では山頂コースの完走はかなり難しいからなー。
さすがに、大勢のランナーに混じってゲリラ参加はためらわれるが、4時半スタートなら問題ないし。日帰り富士登山タイムトライアルか。

ありがたや、月例マラソン(2014.2.24)

<知ってはいたが・・・>

なぜか一度も参加したことがなかった。いわゆる「月例マラソン」。
今回はアキレス腱の回復途上で、いつ頃どういう状態になるかわからない。思い立ったらすぐ参加できる月例マラソンはありがたい。

<初参加>

「月例赤羽マラソン」10kmに参加してきた。毎月第4日曜に開催される。もう40年近く続いているそうだ。
参加者は2km〜10kmまであわせても200人くらい。計時は手動だ。
着替えるための場所もないが、着替えを工夫したり、近くのトイレやコンビニをうまく利用すればなんとかなる。

マラソンバブル(2013.2.7)

<二匹目のドジョウはいるか?>

参加料1万円はもはや当たり前のフルマラソン大会。
しかし億超で赤字のレースもあるらしい。その穴埋めを税金でやるんだからあきれたもんだ。
それにもかかわらず新規大会が目白押しだ。開催する方は東京マラソンのような盛況を当て込んでやるんだろう。あのバブルの時期に株や不動産に走った日本人のように。

<バブルの象徴・アイアンマン北海道>

「アイアンマン北海道」開催だという。参加料75000円(!)。エントリー前の宿泊予約不可。
参加者からむしれるだけむしろうという意気込みが大いに感じられるではないか。
確かに開催する地元としては「苦労するんだからそれなりのリターンを」という気持ちはわからないではないが、やり過ぎだ。
もっとも開催が8月31日、エントリーは先着順で佐渡より早い2月開始。「佐渡やーめた」というヒトが結構出るだろな。

<はじけるのはいつ?>

一方で供給過剰の兆しもチラホラ・・。アクアラインマラソンもエントリーが「殺到」したという感じではなかったし、老舗のフルマラソンも少し前ほどではなく、「え?まだエントリーできるんだ」という感じになってきた(ハセツネなんかはまだまだみたいだけど)。
はじけないバブルはない。新規の大会が増え続ける限り、いつかは飽和に達し、今の狂乱はおさまるはずだ。右肩上がりでランナーが増え続ければ別だけど。ランナー人口1000万というから、そろそろ頭打ちなんじゃないのかな。
突然はじけるか、少しずつしぼむか。

東京マラソン?ちょっと・・・(2012.2.21)

<ブーム>

東京マラソン。何が受けたのだろう?コース?制限時間が7時間?
コンクリートとガラスと人ばっかり見ながら走るのはあんまり好きじゃない。制限時間が7時間じゃオール歩きでもオッケーということだ。
自分にとっては、まったく魅力のないレース。それに1万円払いたい人が10万人以上いるんだから不思議だ。
おかげでマラソンがブームになった。芸能人も参入してきた。日本からじゃ無理だから東南アジアの某国に国籍を移してオリンピックのマラソン代表になろうなんていうお笑い芸人もいる。シャレだろうが、まじめだろうがその国(の特にランナー)に対する侮辱だろう。同じアマチュアの川内君を見習うがいい。

<とばっちり>

レースのエントリーが大変になった。エントリー開始後数日から、極端な場合は数時間で締切になってしまうことがある。マラソンだけでなく山のレース(今やトレイルランニングと呼ばれている)やウルトラマラソンも大人気。
エントリーも大変ならレースに出るのも大変だ。参加者が増えて駐車場もスタートも混雑。実力4時間のランナーが3時間のところからスタートすれば、そりゃ渋滞するわ。

<商売繁盛>

儲けているのが*ンナーズやスポーツメーカーだ。
エントリーの手数料収入は、東京マラソンクラスになると1千万円単位だろう。いいところに目を付けたねー。「エントリーはネットだけ」なんてレースもあるからなー。
機能性ウェアや、走力アップシューズ、完走サポートサプリメントなどもすごい売れ行きだろうなー。確かにマラソンには相応のウェアとシューズと飲食物が必要だ。しかし、売る側は「これを着て、これを履いて、これを飲めば、あなたも東京マラソン完走できます」と言わんばかりだ。間違っても「その前にもっと練習しましょう」なんて言わない。
「ランニング教室」も花盛りである。日々の練習から、レースまでの長期計画まで手取り足取り指導してくれる。毎日のトレーニングをメールで指示してくれるサービスまであるという。「一番楽しい部分を放棄してどうすんの?」と思うけど。
「グローバルトライアスロン協会」の*本昇健さんは20年早すぎた。今だったらちゃんと商売になったのに。

雲取山タイムトライアルの思い出

<出会い>

30代のはじめ(20年以上前,1980年代)。当時自分はサイクリングを趣味としていた。輪行して帰る駅のポスターにそのレースの告知はあった。

「雲取山タイムトライアル」(以下「雲取山TT」)

雲取山に登るレースらしい。「雲取山集中登山」というサブタイトルも。「トレイル」なんて言葉はカケラもなかった。 おもしろそうなので,軽い気持ちで帰宅後に早速エントリー。といってもランネットなどない時代。奥多摩町役場に電話して問い合わせ,参加申込書を送ってもらった。
レースのコースは,鴨沢をスタートして雲取山で折り返し,石尾根を下って奥多摩駅近くまで。雲取山は何度か登ったことがあったので,どんなところを走るのかは想像がついた。
給水は奥多摩小屋と六石山だったかな?スタッフは奥多摩町役場職員。10月の最後の日曜日あたりに実施されていた。参加人数は100人足らずのこぢんまりしたレースだった。

<初参加>

初レース当日。天気は良かったと記憶している。
スタートは鴨沢の雲取山登山口。参加者は奥多摩駅から貸し切りバスに乗る。知り合い同士の会話が聞こえてくる。「ウルトラ・・・」「100km・・・」。今では普通のヒトの話題になっている(かな?)ようなハナシが車内で交わされている。「トンでもないところに来てしまった・・・!?」と大いにびびった。
今なら身にしみて知っている「市民ランナーのレベルは侮れない」ということをスタートしてすぐに思い知った。このときのトップは初期のハセツネの優勝経験のあるTさんで,奥多摩小屋を少しすぎたあたりで猛スピードで下ってくるのとすれ違った。自分はといえば,このあたりではとっくに「登りは歩き」になってしまっていた。
雲取山頂を折り返すと,あとは石尾根をほとんど駆け下り,三の木戸林道を奥多摩町へ下る。速いヒトで2時間半くらい。自分は3時間半〜4時間のレベルであった。
ハイドレーションとかトレイルランニングシューズとかは存在しておらず,普通のランニングシューズか登山靴(!)を履き,自分などはザックに入れた水筒を取り出して給水をしていたくらいだ。
このレースでは手のひらに収まるほどの木の板(奥多摩らしいね)を渡され,チェックポイントごとにそこにはんこをもらった。今でもひとつ手元に残っていて,今となっては貴重な品だ。

<消滅>

「雲取山TT」は自分にとっての定番レースとなった。少しでもタイムを良くしたくて,給水の工夫などもした。でも普段のトレーニングはただのランナーモードだった。自己ベストは3時間20分くらいではなかったかと思う。
やがて「山岳耐久レース」が同じ奥多摩で(山は違うが)10月初旬に開催されるようになった。自分も第2回から参加した。もちろん「雲取山TT」にも参加していた。しかし,間もなく「雲取山TT」は開催されなくなった。「山岳耐久レース」が影響したのだろう(と思う)。

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