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2019チャレンジウルトラランニングIN富士五湖118km

<またもやワースト更新!>

<レースデータ>

スプリットラップ区間(/km)通算(/km)
101:11:071:11:0707分07秒07分07秒
202:19:251:08:1806分50秒06分58秒
303:26:301:07:0506分43秒06分53秒
404:35:5312:25:3906分56秒06分54秒
505:43:381:07:4506分46秒06分52秒
606:56:591:13:2107分20秒06分57秒
708:11:211:14:2207分26秒07分01秒
809:27:531:16:3207分39秒07分06秒
9010:42:311:14:3807分28秒07分08秒
102.512:25:391:43:0808分15秒07分16秒
112.513:41:351:15:5607分36秒07分18秒
11814:33:090:51:3409分23秒07分24秒

<歩かなかった・・・だけね>

練習のタイムから、6分/kmは無理、とわかっていたので、100km過ぎに「走れない」なんてことが絶対にないようなペースを心がけた。
かなり消極的なレース運びだな。
おかげで、歩きは入らずに済んだが、どうしようもなく遅かった。

<進歩なし>

前回(2017年)と同じような方針でレースに臨み、同じようなタイムで走った。
この年齢で2年前と同じなら(落ちてないなら)、それでよしとすべき。ではないな。

2017チャレンジウルトラランニングIN富士五湖118km

<ワースト更新!来年は関門落ちか?>

<3日前:設定ペース>

10km66分MAXでいけるかな?できれば13時間ちょうどだが。
目標ではない。
走り方は、「とにかく楽に」だ。大きく失速しないこと。
今年も中6日で「川の道」が待ってる。去年並みのダメージで完走したい。

<給水計画>

ボトル携帯。20分ごとに給水を守る。

<給食計画>

エイドの給食優先。状況に応じて、自前の補給食。
チョコバー4本とカロリーメイト4パックをそれぞれ前半、後半で携帯する。
50kmに後半分を送っておく。
レースデータ
距離ラップスプリット区間ペース通算ペース
101時間11分03秒1時間11分03秒07分06秒07分06秒
201時間04分11秒2時間15分14秒06分25秒06分46秒
301時間05分40秒3時間20分54秒06分34秒06分42秒
401時間10分49秒1時間39分43秒07分05秒06分48秒
501時間06分06秒5時間37分49秒06分37秒06分45秒
601時間11分08秒6時間48分57秒07分07秒06分49秒
701時間10分40秒7時間59分37秒07分04秒06分51秒
801時間17分55秒9時間17分32秒07分48秒06分58秒
901時間16分34秒10時間34分06秒07分39秒07分03秒
102.51時間39分43秒12時間13分49秒07分59秒07分10秒
112.51時間24分02秒13時間37分51秒08分24秒07分16秒
1180時間51分00秒14時間28分51秒09分16秒07分22秒
練習記録
日付往路復路合計距離平均(/km)備考
2017年2月11日2時間39分2時間41分5時間20分5006分24秒翌日筋肉痛
2017年2月18日2時間33分2時間26分4時間59分5005分59秒HOKAテスト
2017年3月4日2時間34分2時間33分5時間07分5006分08秒
2017年3月11日2時間26分4時間55分5005分54秒
2017年4月1日3時間35分3805分39秒原田交差点往復 HOKAテスト。
やっぱりダメ

<ずっと低空飛行>

去年も大したことなかったが、「たった1年でここまで落ちるか!?」というほど今年はひどかった。
入りの10kmは70分オーバー。
「本栖湖までは抑える」と余裕をもって走ったつもりだったが、着いたときは余力がなかった。
西湖から先は平地でも歩きが混じった。
河口湖畔から5分~10分走っては1分歩き。ずっと歩くよりはマシだったが。
最終関門は40分前くらいになんとか通過。
ラストの登りは4分走って1分歩き。ちょうど10分で1kmくらいだった。
フィニッシュして着替えて、預けた荷物を取りに行くと、飲食サービスは撤収中だった。ホントに遅いというのはこういうことかと情けなくなった。

<でもやめない>

今から宣言しちゃうが、来年も出るぞ。118km。関門に引っかかって止められるまでがんばるぞ。
でもホントにそうなったら再来年は考えちゃうかも・・・。

<コンディションは良かった>

前夜はちょっとだけ天気が崩れたが、朝まで曇りだったので放射冷却も弱く、スタート時は寒すぎず。
風は涼しいというよりやや冷たく、日差しが出ても大汗かくほどじゃない。10時~14時くらいは水を少しかぶった程度だ。
往路の河口湖あたりまでは雲が多かったが、その後は晴れて、富士山も桜も最高。
観光客は多かったね。毎年のことだが。

<腹具合が悪かった>

起き抜けの排便がうまくいかなかった。普段から習慣づけしてるのに今回は失敗。不十分なままスタート。忍野と本栖湖で2回WCタイム。
それでもなんとなく腹が重いまま走り続けたレースだった。

<登りが弱い>

ハムストの強化とか、坂道トレとかやった割には全然登りが楽じゃない。
今のパワーでは、野辺山どころか富士五湖の登りも歩くのがベターだ。

<持久力も落ちるのか?>

トシをとるとスピードは落ちる。しかしその分ゆっくりなら大丈夫。と思っている年寄りは多い。自分もそうだった。
どうやら違うぞ?体を動かし続けることのできる時間が短くなる?
57kmのエイド。すわり込んだ。ここらあたりでこんなことは初めて。「座って休みたい」と感じている自分は去年までの自分ではなかった。

<食べすぎ?>

予定通り2時間で給食開始。1時間ごとの予定。時計を見ながら、エイドを利用したり、手持ちを使ったり。
しかし、1時間では空腹を感じない。「ちゃんと食べなきゃ」と食べ続けたが、どうもおなかが重い。それでも食べた。
往路の「野鳥の森」では、「うどん食べたいな。でも我慢しよ。」だったが、本栖湖の周回が終わるころには「消化できてないかも?しばらく控えよう」になっていた。
そのせいかわからないが、ここらあたりからラップがまた落ちた。

<練習の方が速かった>

たった50kmだけど、6分/kmを切っていた。半分はアップダウンのコースでだ。
なぜ平坦が多い富士五湖で7分/km?
練習のときはロクなもの食べてない。給水も水だけ。朝食だって納豆卵ごはんとバナナくらいだ。それなのに。
もしかしたら力みすぎ?
朝食はカステラ、だんご、・・・など。補給食も力入れて準備して、それを次々に詰め込む。
やりすぎなのかな?もっと自然体でいいのかも。

<来年は>

朝食はおにぎり+ネギ味噌。
ハイドレ1Lを背負って20分ごとに給水。
2時間から給食開始。1時間ごとに小さなアンパン1個程度。ときどき大福。
ペースは6分/km。
ホントにやれよ。

<バイクはうまくいってるのに・・・?>

トライアスロンのバイクラップはここ10年安定してる。ロングではアベレージ30km/h以上で走れてる。
それなのにランは落ちる一方。一年中走ってはいるが、バイクのようにガシガシ強化する期間がないせいか。
今年の10月から、こんなのはどうだ?
月:朝小町散歩、夜スイム。
火:朝60分~120分ジョグ。夜90分ジョグ。
水:朝坂道トレ。夜スイム。
木:朝60分~120分ジョグ。夜90分ジョグ。
金:朝ハイペース走15km。夜スイム。
土:朝30km以上走(5分/km)。
日:朝120分ジョグ。バイク90km(太東往復)。

<とりあえず5月からは・・・?>

このままだとロングトラのランも4時間越えになりそうだ。
水曜のポイント練習に隔週で坂道トレと、3時間走(3時半起床4時半スタート、アップからビルドアップで5分/kmくらいまで上げる)かな。

<朝の動き>

前日19時就寝。
当日0時45分起床。
起き抜けのトイレうまくいかなかった。
北麓公園着1時20分。行列して開場待ち。
支度をして2時15分から3時15分までひと眠り。
駐車場2時ころ到着でもオッケーかな?かえって並ばなくて済むかも。

2016チャレンジウルトラランニングIN富士五湖118km

<完走できるかな?>

<1ヶ月前:設定ペース>

今年はエントリーして参加だ。
50km走のタイムなどから判断すると、設定ペースは65分/10kmだ。このペースでイーブンで行ければ、13時間は切れる計算だが・・・?
前回までは本栖湖周回あたりから失速し始めた。さて、今年はどうなるか?

<給水・給食計画>

ノースフェイスのエンデュランスベストにハイドレで1Lの水を携帯。食糧は、(大福1スニッカーズ小2ういろう1カロリーメイト1)×2+(大福1スニッカーズ小2ういろう1濃縮アクエリレモン1)で、2時間から摂取開始で14時間分携帯。
エイドでは水の追加と梅干しだけ。

<中5日で「川の道」だが・・・?>

アキレス腱の状態は3年前(2013年)より格段に良い。
それでも、富士五湖後にどの程度ダメージが回復するか。ダメならDNSか、上田までの前半ハーフか。

<2週間前。やれることはやった・・かな?>

日付距離(km)往路復路トータル平均(/km)備考
11月8日35.43時間52分06分35秒
2月13日40.83時間53分05分44秒
2月20日502時間23分2時間27分4時間50分05分48秒鶴舞ミニストップ往復 HR=110-120
3月5日502時間23分2時間22分4時間45分05分42秒鶴舞ミニストップ往復 HR=110-120
3月12日502時間25分2時間25分4時間50分05分48秒鶴舞ミニストップ往復 HR=110-120
3月19日504時間40分05分36秒笠森コース HR=110-120
3月27日383時間36分05分41秒原田交差点往復 HR=110-120
4月2日383時間32分05分36秒原田交差点往復 HR=110-120
4月10日35.53時間17分05分33秒笠森-大多喜船子交差点 HR=110-120

<4年ぶりの「富士五湖」は・・・>

10年前の13時間01分とほぼ同じくらいか。コースは若干難易度が上がり、距離も1km増えてるので。その意味では今回もワースト記録だが。
10km60分を切れた区間は皆無だった。
平均ペースは6分46秒/km。
とにかく心拍数上げすぎないように走った。
10年前のように90kmすぎにゲキ落ちしなかったし、かといってペースアップできたわけではない。ということは適正ペースだった、実力を出し切ったということだ。

<リタイヤ?>

10kmくらいで、この先の距離を考えて気おくれしている自分に気が付いた。
ウルトラも回数だけはこなしているので、この先どれくらい苦しいか見通しがついてしまう。
「耐えられるか?」と自分に聞く。
いつまでこんなことできるやら。もうやめてもいいんじゃ?58だぞ。
いやいや。それは今日走り終わってから考えればいいのだ。
アタマであれこれ考えても、本当にリタイヤするはずもなく。悔しさは身に染みてるからね。自分からリタイヤなんてトンデモナイ。やれることをやるまでだ。

<給水>

ハイドレで1Lを携帯した。20分ごとだが、後半は、同じタイミングでエイドがあれば、エイドで給水した。
西湖の往路、「野鳥の森」の一つ手前のエイドで空になったハイドレに補給した。

<給食>

ほとんど自前で携帯。
カロリーメイト2、大福2、ういろう3、スニッカーズ6、濃縮アクエリレモン(フラスク1個分)を消費した。
エイドでアメ4個、スポーツ羊羹2個をゲット。アメは随時、羊羹は最終関門のエイドで消費した。ここにはバウムクーヘンしかなかったもんで。
他に、カステラを一切れ、梅干しを数個、漬物を少々エイドで補給。
おにぎりやクリームパン、アンパン、うどんなど、結構食べるものはあったが、自分のペースで食べられないのですべてスルー。
本栖湖周回後にソフトクリームを食べようと思っていたが、それもスルー。
若干食欲が落ちた90kmからは、濃縮アクエリレモンに頼ったが(始めからそういう予定だった)、最後まできちんと食欲があり、フィニッシュ直後もきちんと食べられた。

<走り方>

普通に走るとどうしても上下動が大きい。必要以上に脚をあげてしまう。そのたびに落下の衝撃が来る。
足先をできるだけ持ち上げないで、水平に前に動かし、その上に体を乗せるイメージで走ることを意識して試みた。チョコチョコって感じね。

<やっぱり6分オーバー>

最初の10kmはまあ、アップと考えて、7分/kmでも仕方ないと思ってた。
そのあとどの程度で走れるか。6分/kmを少し切るくらいを期待していたが・・・。
だめ。全然ダメ。
河口湖の平たい道でもダメ。ああ、やっぱりこれが今の走力か。
無理してペースアップしない。つぶれるのはわかってるから。行けるペースで行ったら、結局このペースだった。
でも、ラストの登り3kmを含む区間は別として、あとはそんなにゲキ落ちしなかったな。

<ワースト更新>

コースの難易度が若干上がってるから一概には言えないが、数字だけだとワースト1だった。
持久力はともかく、スピードがとにかく落ちた。

<駐車場>

道の駅に車中泊して、2時には北麓公園に着いたが、入口はまだ開いてなかった。車が行列してる。
スタッフが1台ずつ、「駐禁なのでよそで待ってくれ」と言いに来た。
ま、警察に「言え」と指導されてるから言ってるだけだろうけどね。
大会側は、案内に書かれていた通り、2時半に駐車場を開けた。以前なら早めに開けてたけど、それをやっちゃうと駐車場入り口で車中泊するヤツが必ず出てくるからな。

<エイド>

昨年は不評だったというエイド。
「株式会社」が営利事業として開催してる大会なんだから、参加者に対するサービスをないがしろにすることは許されない。
で、どうだったかというと・・・、今年はおおむね合格?
自分は速い方じゃなかったが、それでも食べ物が空っぽなんてことはなかったようだ。
現にスポーツ羊羹ゲットできたし。本栖湖エイドも「水と塩だけ」じゃなかった。
カステラは、質が落ちたように感じたなー。気のせいかなー?
しっとり・ズッシリ感がなかった。底部の砂糖の結晶もなかったし。

<天候>

朝の冷え込みはそれほどでもなし。かといって昼間の気温も大して上がらず。風も弱かった。
雲が多く、日差しが弱かった。昼頃に太陽が少し顔を出したときだけ、ちょっと暑いと感じたが、あとは苦労しなくていいコンディションだった。

<行程>

往路は、昼ごろ出て、相模湖まで高速。
「道の駅富士吉田」で車中泊。今回からステップワゴン。やっぱりフレンディの屋根テントは便利だったなー。
1時に起きて、道の駅でトイレを済ませ、2時ころ北麓公園駐車場に到着。2時半まで待って入場。
レース後、濡れタオルで体をふく。温泉はなし。
「道の駅富士吉田」に移動し車中泊。
2時起床。シタ道で帰宅。8時ころ。

<トレーニング>

50km走はやっぱり必要かなー。
今年90km以降で結構粘れたのは練習のおかげかもしれない。
となると、来シーズンは、ハセツネ終わってマラソンシーズンに入ったらすぐ開始だな。
11月から3月まで、フルの練習と並行して走り込んでみるか。
距離スプリットラップスピード(/km)備考
101時間07分11秒1時間07分11秒06分43秒
202時間11分59秒1時間04分48秒06分29秒
303時間14分21秒1時間02分22秒06分14秒
404時間19分39秒1時間05分18秒06分32秒
505時間23分19秒1時間03分40秒06分22秒
606時間30分52秒1時間07分33秒06分45秒
707時間42分03秒1時間11分11秒07分07秒
808時間48分28秒1時間06分25秒06分39秒
909時間56分06秒1時間07分38秒06分46秒
10011時間06分56秒1時間10分50秒07分05秒
11012時間13分10秒1時間06分14秒06分37秒
11813時間19分58秒1時間06分48秒08分03秒

2015チャレンジウルトラランニングIN富士五湖118km(ジャーニー)

<ゲキ落ち>

<エントリーなしで>

今回は正式参加ではない。「個人で勝手に走る」ジャーニーランだ。
このレースは交通規制がかかっているわけではなく、一般の道路で行われる。当日同じコースに参加者でないランナーがいても全く問題はない。
自分は北麓公園前の道路を5時半にスタートする予定だ。118kmとも100kmともかぶらない。
もちろん大会のエイドは利用しない。水は公園やコンビニで補給。食糧はすべて携帯する。12~13時間なら、ちょうどハセツネと同じでいいわけだ。

<60日前見通し・・・14時間以内がいいところ?>

2月から鶴舞ミニストップ往復ランを始めた。このタイムがまた遅い。遅くなった。4年前は4時間半くらいだったのが、今じゃ5時間半オーバーだ。しかも往復50kmだと思ってた距離が、GPSで測ったら47kmしかなかった。てことは4年前の4時間半でも6分/kmギリギリってことだ。コースとしては47km中27kmがアップダウンなので、まあ割り引く必要はあるが。
設定ペースは7分/kmが妥当か?そうなるとスタート時刻も5時半じゃ遅いか?4時15分くらいにしようかな。
14時間となると食糧もハセツネより多くなる。コンビニの利用も考えるべきか。

<計画>

スタート場所:富士北麓公園駐車場
スタート時刻:4時15分
設定ペース:66分/10km
目標タイム:13時間00分
留意事項:オールアウトの走りをしないこと。
食糧・水はすべて自前
食糧はハセツネなみ+適宜コンビニ等で補給。本栖湖でソフトクリーム食べるぞ。
水は750mLボトル携帯。公園等で補給。

<15分遅れでスタート>

朝3時。「道の駅富士吉田」から中の茶屋駐車場へ移動。この季節のこの時間に他にも1台停まってたからオドロキだ。
徒歩で北麓公園まで。30分くらいか。スタート会場は人、人、人…だ。集めたねー。しかし、会場のスタート前サービスは冷たいスポドリ、カットバナナ、飴程度。なんかしょぼい。
4時に118kmのスタートを他人事のようにやり過ごし、4時15分、公園駐車場入口から一人でひっそりとスタート。コースの要所に表示があるので迷うことはない。しかし、4時30分にスタートする100kmの選手が来るまでは、とりあえず一人だ。とても目立つ。交通規制がないとはいえ、レースの行われているコースを選手みたいなカッコで走ってるわけだから。
ま、しかし、「交通規制はない」わけだから、公道を走るのは個人の勝手だ。ましてやこれは株式会社のカネ儲けイベントだしね。今回こういう形で走ることに抵抗感があまりなかったのはまさにこの点による。
30分ほどで100kmの選手に抜かれ始めた。118kmの最後尾に追いついたのは1時間くらいだった。

<遅い!>

これが今回の自分で測ったタイムだ。
距離ラップスプリット
101:08:151:08:15
201:17:152:25:30
301:08:043:33:34
401:10:184:43:52
501:09:155:53:07
601:11:507:04:57
701:19:388:24:35
80
902:37:0011:01:35
100
1102:30:4013:32:15
1181:17:5814:50:13
10km/60分なんて夢のようだな。アキレス腱炎でウルトラから遠ざかっていた2年間でここまで走力が落ちていた。
もしも選手だったら完走ギリギリか、最終関門リタイヤだったな。

<水・食糧オッケー。オフィシャルよりまし?>

ハセツネとほぼ同じ食糧を用意してルーファスで背負った。ほぼ13時間で食べきった。最後はコンビニで肉まんとあんパンを買って足しにした。
胃の調子はオフィシャルエイドを利用していた時よりむしろ良かった。量も質も自分専用だし。エイドだとどうしてもドカ食いしてしまうし、あるものを食べないといけない。
水は公園や自販機で補給できたので、500MLのペットボトル1本だけで済んだ。
今回のレースはエイドが大変不評だったようだ。関門を厳しくしたようだが、エイドの食糧節約のためだったりして。

<やめよっかなー?>

なんてことを山中湖に着かないうちからぼんやりと考えていた。なにせエントリーしてないわけだから。「お金を払った」というのは大きなモチベーションになるんだなー。
でも「川の道」のトレーニングだ、と自分に言い聞かせた。とても情けないペースで走っているが、これで楽に118kmを終われれば、「川の道」に対する大きな自信になる。その逆を思い知るかもしれないが、それでもそれを確認するには118kmを走り切ってみるしかない。「アキレス腱やばい!」ということにならない限りはガンバロー。

<「意味ない」練習>

走りながら考えた。「若潮」もダメだった。トレーニングのペーランやジョグのスピードも落ちている。「マックススピードが落ちてもゆっくりなら」でウルトラにかける中高年は多い。でも自分にとってそれはマチガイ。短いのから長いのまで成績が全部相関してる。つまり10kmのベストを上げればウルトラまで上がる可能性があるということ。
だから、「ウルトラ用の」50km走なんてたぶん毎週やる必要はなかった。たまにやってレベルを見ておけばいい。

<来年は?>

今の走力のままではもうウルトラは走れないな。「10km60分が余裕」というくらいでないと。なぜここまで落ちてしまったか?考えられる原因は?
(1)アキレス腱炎のブランクで脚筋力が落ち、まだ回復していない。
ありうるなー。特にハムストあたりが。
(2)関節の柔軟性が足りないために、筋肉がうまく使えていない。
これもありうるなー。股関節固いしなー。蹴った脚が後ろにいかなきゃ、そりゃ推進力にならんわ。
走力が戻らなければ当分ウルトラはエントリーできないな。その前に皆生のランも心配だ。非常事態だ。

<目標レベル>

10km:40分以内
ハーフ:1時間27分以内
フル:3時間10分以内
50km:4時間20分以内

<関門>

ステラシアター前が関門だったらしい。大会のタイムテーブルでは10分ほど前に閉鎖だったらしい。自分のそばを走っていたランナーは止められた。自分は関係ないのでそのまま直進。15分遅れでスタートしてるから、関門は通過できたことになる。でもギリギリ。

<「川の道」やめ!>

118kmの翌日。アキレス腱はそれなりに痛い。1日でこれだ。5日やったら今年も皆生も佐渡もハセツネもパーになりそうだ。そういうわけなので、「川の道」はDNS(ってエントリーしてないけどね)。

2012チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

<今年もダメだった>

距離スプリットラップ
10km1:01:571:01:57
20km2:02:481:00:51
30km3:05:371:02:49
40km4:11:281:05:51
50km5:14:041:02:36
60km6:22:321:08:28
70km7:34:321:12:00
80km8:39:191:04:47
90km9:46:501:07:31
100km不明不明
110km12:11:422:24:52
112km12:27:460:16:04

<トレーニング>

笠森?興津往復
日付往路復路備考
2/103:544:16ゲルサロマ.
目標6分/km.
結果:6.3分/km.60kmくらいから失速.腰痛あり.
2/213:514:06ゲルフェザー。
6.1分/km。サロマより走りやすい。後半の疲労少ない。
3/133:474:01ザック忘れた 翌日筋肉痛ほとんどなし
3/283:504:03疲れた
毎週の50km走は行わない。
ウルトラマラソンの走力もフルの延長線上にあると考え、2月?3月のラントレーニングはフルマラソン対応のものとする。加えて、ウルトラの60?70km以降の失速の原因を明らかにし、その対策を講じるため、隔週で78km走を行う。
その中で重くて安定性のあるシューズ(ゲルサロマ)がいいのか、軽いシューズ(たとえばターサー)がいいのかを判断する。

<今年の方針(4月15日記)>

・シューズは「フェザーファイン」を使う。サロマは向かないみたいだ。
・90kmまでは「楽な」ペースで走る。基準は心拍数だが、HRMを見ながらではなく、体感で判断する。
・決してオールアウトにならないようにする。レース2日後のバイク朝練40kmが通常ペースでできるように。
・ボトルポーチは持たない。給水はエイドを利用する。否応なくエイドで立ち止まる又は歩くことで、ついでに脚の回復もできれば。
・ザック又はランニングベストは使用する。
・自前で用意する補給食はカロリーメイト、塩アメ、大福。

<来年は出ない>

富士五湖と野辺山は今年でひと区切りとする。来年は「川の道520km」にチャレンジする。

<曇り後雨、低温>

スタート時は曇り。微風。気温の上がり方が鈍い。ウィンドブレーカーを脱いだのは河口湖大橋手前。 12時頃から雨。強弱を付けながら徐々に強くなった。本栖湖周回の途中から雨具を着た。ラスト10kmあたりで、 ウィンドブレーカーに戻したが、ちと寒かった。

<フェザーファイン>

シューズの選択はマル。野辺山もこれで行こう。

<90kmまでは>

自重した(つもりだが)。60分/10kmを切れた区間が一つもない。「無理しない、無理しない」の結果だ。
70kmの本栖湖エイドで、ボトルポーチとランニングベストを外し、ルーファスを背負う。雨具はかさばるから。
エイドでカステラをほおばり、持参のラップで包んで2個を携帯した。きちんと食欲があるのでオーバーペースではない。
例年失速寸前で本栖湖を周回するが、今年はそういうこともなく(かと言って軽快にはほど遠いが)。1/3ほどのところで、雨が降り始めた。天気予報通りだ。雨具をはおるが、気温が低いので汗もかかない。雨は大降りすることもなく、ウィンドブレーカーでも行けそうだったが、面倒なので雨具で通すことにした。
西湖への登りはすれ違うランナーで走りにくい。ここもゆっくり走って登り、「野鳥の森」へ。90kmだ。さあ、果たして余力はあるか?

<やっぱりダメだ>

「野鳥の森」でうどんを一杯。少しスピードを上げてみる。西湖の湖岸を2kmほど。やはりダメだった。無理すると走れなくなりそうだ。河口湖へかかる頃には、結局苦しい走りになった。去年よりましなのは、登りでもなんとか走れている点だけだ。雨が小止みになったし、登りも始まって暑くなりそうだったので、雨具からウィンドブレーカーに変更。しかしこれは失敗。かえって寒かったし、フィニッシュ間近は雨も本降りになってきた。
北麓公園への最後の登り、絶対歩かないと決めてあった。それでも去年は力つきたが、今年は走りきった。走れば30分もかからずに済むところだった。もっと遠い気がしてたが。

<やっぱり給水は自前>

ボトルポーチは持たない予定だったが、結局携帯した。給水は30分ごと。必要に応じてエイドで補給した。
本栖湖エイドでボトルポーチは外したが、ボトルはザックに移して携帯した。

<給食も自前>

カロリーメイトと大福を用意した。50km西浜小中エイドと、70km本栖湖エイドにも追加用を送っておいた。なので、エイドの食物はあまり利用しなかった。梅干し、うどん(復路)、カステラくらいか。

<エイドはスルー>

飲食物が自前だと、エイドは殆ど素通りだ。ここで立ち止まって、エネルギー補給と脚安めの効果を期待していたが、今回も確認できなかった。ただし、自前の給水・給食は歩きながら行った。

<宿泊は道の駅>

「道の駅富士吉田」で車中泊。19時には横になった。寝られるものだ。

<2時起床>

2時に起きて、2時半には駐車場についたが、すでにかなりの車。年々早くなってるな。

<タレントがスターター>

「はるなあい」とかいう人がスターター。朝4時半ということもあり、すごいダミ声だった。

<富士山は山中湖まで>

スタート時の天候は曇り。一面の雲。山中湖までは雲を背景に富士山が見えていた。
気温も低い。上下ロングでもよかったくらいだ。

<サングラス落とした?>

山中湖でサングラスをしようと、頭に手をやると、「ない?」。スタートの時寒かったのでビニール袋をかぶった。10分くらいで脱いだが、あの時引っ掛けて落としたか?ショック!
フィニッシュ後、落とし物に届いてないか聞いてみようかと思いながら車に戻ると、あった!なんのことはない、置き忘れたのだった。

<再び道の駅>

ボリュームゾーンでフィニッシュした割には、競技場のシャワーも待たずに使え、着替えをしてすぐに道の駅に直行。カップラーメンを食べて就寝したものの、アイシングをしなかったので脚に熱感があり寝つけない。あらためてアイシングをしてから就寝した。

<ウルトラの走り方>

試行錯誤の結果の更なる試行錯誤。
練習はする。50km走。11月?3月まで。
レースの走り方は今回のように「無理しない」が基本。後半がた落ちするより、体力をうまく使って、最後まで持たせた方が良い。

2011チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

<・・・・・・>

距離スプリットラップ
10km1:08:041:08:04
20km2:12:321:04:28
30km3:11:400:59:08
40km4:14:081:02:28
50km5:13:270:59:19
60km6:24:521:11:25
70km7:30:081:05:16
80km8:36:031:05:55
90km9:47:451:11:42
100km11:06:431:18:58
110km12:32:091:25:26
112km12:42:500:10:41

<トレーニング>

コースは,うぐいすライン?鶴舞?R297高滝湖入口ミニストップ往復。
日付往路復路合計備考
2/52:252:314:56
2/122:242:144:38
2/192:192:144:33
2/262:192:154:34
3/52:172:184:35
3/132:182:154:33
3/204:37小田原?1号線?芦ノ湖?旧街道?小田原
3/262:162:174:33
4/92:222:124:34
4/24皇居周辺35kmくらい

<マイペースで行こう>

50km走のタイムは去年より10?20分悪い。となれば去年より良い記録が望めるわけもない。6分/kmが維持できるかどうか。無理してこだわるのはやめよう。イーブンペースで走りきれないならオーバーペースだということだ。イーブンを心がけて,結果6分/km以下のスピードでもやむを得まい。(4月27日)

<ムズタノしい>

結構練習したつもりだったが,今年も不本意な成績に沈んだ「富士五湖」。ウルトラマラソン は思い通りにいかない。自分にとってはとても難しい。イーブンペースで楽に走れて余裕でフ ィニッシュ、というのが理想だが。いつもラスト20?30kmは苦しい。オーバーペース? ・・・なんだろうな。でも今年のように6分/km超でもオーバーペースかと言われると「そ りゃ違うだろ?」と思ってしまう。

<余裕のスタート>

「力まない」「あせらない」、「最後の上りは歩かない」が今回の大目標だった。もちろんそれによってむしろいい記録で走れることを期待していたわけで。スタート後15分、30分、60分でストレッチをしたのもその一環。最初の10kmに時間がかかっても、その後の102kmで挽回できれば、「そっちの方がトク!」という皮算用があった。予定通り(?)10kmのラップは68分。そしてこの後、ラクに走って自然とペースが上がる、という展開を目論んでいたのだが・・・。

<あれれ・・?>

50km通過が5時間15分。これを維持しても100km通過は10時間30分。これは確実に去年より悪い。「野鳥の森」で応援の娘と会った時には、思わず弱音を吐いてしまった。距離とともにだんだん楽に・・・はならず、少しずつ苦しくなり、本栖湖エイドに着いたときは「失速」の2文字が目の前にちらついていた。

<やはり今年も>

「失速」は90km過ぎ、復路の「野鳥の森」を過ぎてからだった。
「歩いちゃおうかな?」という誘惑と戦いながら、それでも80分/10km程度のスローペースで走り続けた。100kmの通過は11時間06分。情けなや。
139号線を渡ってから知人のY井さんに抜かれた。彼は100kmの部だが、この最後の上りでは自分より元気だ。とはいえ、自分もこの上りで歩くわけにはいかない。とても遅いが,歩きの選手を抜いてるくらいだから,走ってる意味はありそうだ。去年は100?110kmが1時間47分だったので,それに比べればマシか。
フィニッシュは12時間43分。

<なにが悪かったのか?>

仮説1:トシだ
いくら練習しても,トシには勝てない。いつまでもパワーが維持できるわけもない。結局今が下り坂なだけ?
仮説2:4月の練習が不適切だった
50km走は3月まで。4月は9日と24日に長めに走っただけで,練習パターンはトライアスロンに移行してしまっていた。せっかく鍛えた分が衰えてしまった?
仮説3:シューズのアウトソールが薄かった
今回は走り終わったあと腰にきた。シューズはスピード練習にも使っていたくらいだから確かにソールが薄かった。衝撃が足と腰にきて失速したか?
とまあいいわけめいたことはいくらでも言えるが,本当のことはよくわからん。

<で,来年はどうするか?>

「今年でひと区切り」というワケにはいかなくなった。これまでの練習パターンも見直すべきかもしれない。
というわけで,
・来年も「富士五湖112km」にはエントリー
・ウルトラのオフシーズン(6月?10月)の過ごし方にひと工夫→隔月で100km程度のジャーニーラン?

<ほうとう不動>

レース終了後。娘と「ほうとう不動」へ直行。ほうとうと馬刺しで打ち上げ。
その後「紅富士の湯」で汗を流し,山中湖畔で車中泊。翌5月1日は小田原の娘のマンションに泊まり,5月2日は芦ノ湖をゆっくり一周ジョグ。5月3日に娘と帰宅した。

<走る力>

山のレースは山の練習なしではおぼつかないことは確認済みだ。では,ウルトラはどうだろう?
普段からきっちりと走っていれば、特に「ウルトラ用」の練習は不要だろうか?ここ数年は2・3月に集中して50km走に取り組んできたが、今年のように「それでもダメ」となると、その効果を疑わざるを得ない。かといってかつて何もしなかったときはやはりダメだった。となると・・・?

2010チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

<ラスト12kmでまたもや失速・・・!>

距離スプリットラップ
10km01:00:5401:00:54
20km02:00:2700:59:33
30km02:59:1200:58:45
40km03:56:5000:57:38
50km04:53:2600:56:36
60km05:56:4701:03:21
70km06:59:2601:02:39
80km08:01:4501:02:19
90km09:06:4001:04:55
100km10:11:1801:04:38
112km11:53:0801:41:50

<トレーニング>

11月から隔週で40km走(フルマラソン練習と並行)
2月から50km走(目標ペース5分/km)
2月6,13,20は平坦コース。
2月27日より、うぐいすライン?鶴舞?R297高滝湖入口ミニストップ往復。
日付距離タイム
2/2750km4:21
3/1350km4:23
3/2050km4:21
3/2750km4:26
4/1050km4:16

<イイワケできないコンディション>

快晴微風。スタート時はやや寒かったものの、気温も適度に上がり、上がりすぎることもなく、これ以上望むべくモないコンディションだった。結果が悪くても天候のせいではなく100%自分の責任。
ウィンドブレーカーを着てスタートしたが、山中湖周回中には脱いだ。気温が上がってきた昼前後はアームウォーマーを下げて対応した程度。水をかぶるほど気温が上がることもなかった。

<50kmまでは快調>

「実力相応」をキモに銘じて最後尾辺りからゆっくりスタート。最初の10kmは65分くらいでもいいや、くらいのつもりで行ったのだが、60分ちょうどくらい。嬉しい誤算だ。
その後も10kmあたり60分を切るペースで、50kmまで行けた。無理をしたわけではない。写真を撮ったり、エイドで止まって給水したりと結構余裕を持って走った結果だ。今年の練習は去年よりは気合いが入っていたので、ちょっと嬉しい。

<「野鳥の森」で・・・「ん?」>

50kmから60kmには西湖への登りがあるので、ラップは若干落ちたものの、特に不安なく「野鳥の森」に到着。妻がレトロバスで先回りしていてくれた。
ここのエイドでうどんを1杯もらう。手持ちの補給食で足りていたが、何となく食べてしまった。食べた後で、やや満腹感を感じた。腹一杯というのは、ウルトラマラソンでは非常にまずい。ただでさえ胃に回る血液が少なくなっており、働きが落ちているところに処理能力を上回る食物を送り込んだら、消化不良は確実だ。

<本栖湖でとどめ>

精進湖への下りは無難にこなし(ここで112kmのトップとすれ違う)、精進湖の短い周回を走り、70kmの本栖湖エイドへ。ここには「文明堂のカステラ」がある。結構楽しみにしていたので、2cmくらいの厚さに切ったものを4切れも食べてしまった。これがとどめだった。満腹で食欲がなくなった。
この時点では、「食べ過ぎたから食欲が出るまで補給食は控えよう」ぐらいのつもりだった。

<人影まばら>

本栖湖の周回に入ると例によって人口密度が急減する。一周12km。例年この辺りから失速するが、今年はなんとか保っている。真ん中辺りにエイドがあるが、オレンジをかじっただけで通過。再び本栖湖エイドに戻る。相変わらず食べる気が起きない。そのまま通過。

<精一杯>

本栖湖から西湖への登りは、ひっきりなしにランナーとすれ違う。これから本栖湖へ向かうランナー達だ。すでにヘロヘロで歩きの混じっているランナーもいる。自分のように登って行くランナーも、快調な者、リタイヤ寸前に見える者など。大部分はもはや他人との競走より、自分が走り続けることが最優先という状態だ。

<再び「野鳥の森」で>

精進湖からの登りを一応走って登り、少し国道を走ってから、「野鳥の森」の下りへかかる。そろそろ下りがつらくなってきた。80kmから90kmが65分。登りがあった割にはまずまずだ。
「野鳥の森」ではふたたびうどんのサービスがあるが、全く食欲なく、ここでもオレンジをかじってそのまま通過。これで20kmの間固形物を摂取していないことになる。

<ついに失速>

「野鳥の森」から西湖の南岸へ。相変わらず補給食を口にできないまま、100kmを10時間11分で通過。密かにサブテンを狙っていたのだが・・・。
西湖から河口湖への下りではすでに失速状態。河口湖畔から先は大失速。後続のランナーに抜かれることが多くなった。

<今年もつぶれました>

北麓公園への最後の登りはやはり歩きが混じってしまった。その長いこと。たった4kmくらいしかないはずなのに・・・。

<失速の原因は?>

70kmから先、口にしたのはオレンジ果汁と水、スポーツドリンクくらいだった。42km(つまりフルマラソン1回分)をほとんど無補給で走ったわけだ。
「ガス欠」という可能性が最も高い。急激にペースが落ちたことはそれを裏付けているように思われる。
「オーバーペース」という可能性もある。実力以上のタイムで走ればつぶれるに決まっている。

<野辺山で>

「ガス欠」ならば引き金は「野鳥の森」のうどんであり、「本栖湖」のカステラであり、要するに「食べ過ぎ」だ。これについては「山岳耐久レース」の時の補給食が参考になる。あれで足りているわけだから、それをそのままウルトラで真似てみるというテがある。
「オーバーペース」なら・・・、ペースを落とすしかないね。今回は去年よりも平均していいペースで走れた。つまり、練習の効果はあったと判断していいだろう。

<来年の練習は?>

基本的には今年の練習を踏襲する。ただし、「若潮マラソン」の後2月から開始ではなく、「山岳耐久レース」後の11月開始とする。

2009チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

<練習してもこんなもの・・・>

距離スプリットラップ
10km1:01:031:01:03
20km2:03:421:02:39
30km3:01:360:57:54
40km4:05:281:03:52
50km5:04:300:59:02
60km6:05:461:01:16
70km7:14:391:08:53
80km8:23:381:08:59
90km9:35:091:10:31
100km10:48:091:13:00
110km12:08:281:08:28
112km12:19:480:11:51

前日受付会場「富士山アリーナ」

<トレーニングは50km走中心>

鶴舞方面往復50kmを土曜に走った。タイムは4時間40分くらい。最初から同じようなタイムで、特に練習につれて向上したわけではなかった。富士五湖のペース設定は6分/kmで行くことにした。

<前日の夕食>

サンドイッチ(パン、トマト、チーズ)、カップスープ、コーヒー、みかん
前日は大雨だった。「道の駅富士吉田」で受付。そのまま車中泊した。

前日受付会場前駐車場(ここで車中泊)

112kmスタート直前

<当日の朝食>

ペンネ(ゆでたものを持参。湯で戻し、カップスープであえる)、カステラ、コーヒー
ペンネは今回初の試みだった。前夜沸かしてポットに入れておいたお湯を使った。スープが熱くなかったので、あまりおいしくなかった。

<補給食>

大福2個を携帯してスタート。2時間後から1時間おきに食した。おいしく食べられた。30分おきに半個ずつ食べた方がよかったかもしれない。
50kmのエイドにパワーバーを2個送っておいた。こちらは少しずつかじったが、のどの通りがあまり良くなかった。ウルトラにはパワーバーは向かないかも。

忍野から富士山

<予想より遅い!>

6分/kmで余裕を持って行けるという読みだったが、前半は、わずかに遅い6.1?6.3分/kmで推移。無理のないペースだとこのタイムになってしまった。

<またもや本栖湖から失速>

6分/kmよりやや遅いペースで本栖湖エイドを通過した。「本栖湖の周回からペースアップ」の予定だったが、逆にスピードが落ちてきた。この後、フィニッシュまで復活することはなかった。

山中湖から富士山

<寒い!>

この日は終日快晴だったものの、北風が強く吹き、体感温度が低かったアームウォーマーを50kmエイドで脱ぎ捨てるはずが68kmまで持ち越した。昼近くまで着けていたわけだが、本栖湖を回り、西湖にさしかかる頃にはまたアームウォーマーが欲しくなっていた。
ヤッケは携帯していたので、試しに着てみたが、風はあっても日差しは強いので、風を遮るとかえって暑い。すぐに脱いでしまった。
結局フィニッシュまで寒いのを我慢して半袖で走った。

<文明堂のカステラ(^_^)>

本栖湖エイドでは「文明堂のカステラ」が出た。プレーンと抹茶を1個ずつ食べた。結構持ち重りのするちゃんとしたもので、底面を見ると粗目糖がへばりついている。もっと食べたかったが、そろそろ消化機能が落ちてきていたのであきらめた。

河口湖大橋

<100km?>

西湖で90kmを通過した後、大会側が設置した距離表示が乱れた。おおむね2.5kmごとだった表示が、手元の計時と距離表示が合わなくなった。100km地点と思われるところに計測マットがあったが、距離表示はなく(見落とした可能性も)、「あと10km」の看板が見えたときに、ようやく残りの距離が把握できた。

<歩きに追いつけない>

西湖手前の「野鳥の森」で座り込んでうどんを食べた。もうロスタイムも気にならないほど疲れていた。西湖から河口湖かけては72km、100kmの脚の余っている選手に抜かれまくり、「歩かない」という最後の一線だけはなんとかキープしてきた。しかしそれも、北麓公園への最後の登りで挫折した。
10分走って5分歩きを入れた。なにせ、早足で歩いている選手に、走っている自分が追いつけなかったのだから。

<6分/kmを維持できないのはナゼ?>

練習では、56分/10km程度のスピードでアップダウンのあるコースを走れていた。今回は60分/10kmでゆとりがあるはずだった。しかしダメだった。フルマラソンでは4分20秒/kmで行けるのだから6分/kmはかなり楽なペースのはずなのだが、維持できない。考えられる原因は・・・?

<練習の距離は正確か?>

距離はバイクのサイクルコンピュータで計ってきた。同じものをレースでも使っている。その場合の計測結果から、ほぼ正確であることはわかっているが、誤差がないとは言えない。練習で50kmのつもりのところが49kmだったら、自分の走力を見誤ってしまうだろう。

<テーパリングは?>

直前1週間は、土日までは通常通り。その後はランを軽めにしたが、バイクは通常通りの練習だった。疲労が充分抜けきっていなかった可能性がある。

<野辺山は・・・?>

テーパリングは少し気を付けた。直前の
火:バイクインターバル、ジョグ5km
水:ジョグ10km、スイム少々
木:ジョグ10km、スイム500×3
金:ジョグ10km
という感じだったが、野辺山ではさらに直前の練習を落として臨もう。

「野鳥の森」のエイド(復路):食欲がなく、うどんが食べられなかった

2008チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

<やっぱり練習しないと・・・・>

<練習は試走だけ>

若潮マラソン終了後、どういう脈絡か、「ウルトラ用の練習は今年はやらない」ということになった。では,何をしていたかというと、土曜はバイク+笠森ラン、日曜はバイクロングライド。トライアスロンシーズンみたいな練習だ。2月?3月に50kmを1回、70kmを2回走り、ウルトラマラソンの設定ペースを決めた。3回とも10km60分ペースを下回り、「富士五湖は10km63分?65分で行く」と決定した。

<序盤はゆっくり>

霧雨のような小雨の中をスタート。すぐに雨はやみ曇り空となる。始めの10km。頑張らなかったわけではないが、かといって頑張ったわけでもない。63分。やっぱりこのペースだ。60分ペースにこだわるときっとツブレてしまうだろう。今日はペース配分で走るしかないな。エイドでもゆっくり補給しよう。

<後半もゆっくり>

50kmを過ぎたら自然とペースが上がった、などということもなく、10km64?65分でトコトコと進んで行く。失速状態になったのは復路の西湖からだった。走り込み不足の足がなんとか持ったのは90kmまでだった。

<最後の登りは45分>

北麓公園直前の長い直線の登り。今年も「歩かない」が目標となってしまったのは情けない。15分ごとの給水をアクセントとして乗り切った。

<やっぱり練習しよう>

次回の目標!11時間以内!(大きく出たな)
練習開始は11月から。30km走から始めて50kmまで伸ばす。目標ペースは1km5分。

2007チャレンジウルトラランニングIN富士五湖112km

富士を堪能!

<相模湖から下みち>

13時に自宅を出て、17時ころ富士吉田の「道の駅富士吉田」に到着した。交通費の節約のため、相模湖で高速を降り、一般国道で富士吉田まで走ったが、結構速かった。

←スタート直前

<お店はニューバランスだけ>

会場でウェアを見ようと思っていたが、例年のようにニューバランスのショップだけで、あまり安くもない。何も買わずに会場を後にした。

朝焼けの富士→

<職質で起床>

暗くなってから浅間神社の駐車場で車中泊。初めはエアーマットで上に寝ていたが、マットが空気漏れを起こし、使用不能に。上をたたみ、車内のシートで寝た。2時少し前に警察官の職質で起こされた。どのみち起床時刻だったのでちょうど良かった。
山中湖からの富士その1

<シューズがきつい>

ニューバランスの直営ショップで足サイズを測って買ったシューズがどうもきつい。今までは26.0だったのが今回は25.5だ。幅と長さはいいのだが、甲がきつい。シューレースを緩めても圧迫感が解消しない。着替えポイントにはそれぞれシューズを送ってある。50kmでターサージャパンに履き替える。甲の圧迫感はないがソールが薄すぎる。やはりこれはフルマラソンのシューズだ。68kmで練習で使っているニューバランスシューズに替える。これも25.5cmなので甲に当たるような気がする。50kmまできついシューズだったので、すでに痛めてしまったか?80kmくらいから右足の甲から足首周辺に痛みが出始めた。脚筋は全く問題ないのに、痛みのためにスピードが出ない。90kmからは10km75分ペースまで落ちた。ゴール後は歩くのも辛いほどだった。

<60分/10kmオーバー>

今回はエイドで立ち止まって飲食をした。エイドのロス分を入れて10km60分で行ければ良かったのだが、どうも無理なようだ。「これが実力」と諦めて成り行きにまかせた。

<日焼け止めを忘れた>

3時少し前に会場に行ったら、北麓公園駐車場はすでに開門していた。身支度を整えスタート。まだ暗いが上空は晴天だ。「今日は暑くなりそうだなー」と空を見ていたら、顔に日焼け止めを塗るのを忘れていた。
河口湖からの富士→

<エイドは少し改善?>

相変わらず「お菓子」の並ぶエイドだ。いくら何でも「柿の種」や「アーモンドチョコ」はひどい。胃腸が丈夫なランナーでも消化不良を起こしそうだ。しかし、今年はタブレットタイプのサプリメントやバナナを随所で見かけた。少し改善されたかもしれない。ただ、以前の本栖湖のみつ豆のような、お楽しみメニューがなくなってしまったのは残念だ。どこか1カ所でいいから、みつ豆とか汁粉とかがあると、それだけで印象が違ってくるのだが。

<約束が違う!?>

終盤の河口湖のエイドを過ぎて間もなく、「エイドまであと1km」となっているはずの看板の「1km」の部分が「5.3km」になっていた。急遽変更されたらしい。さっきのエイドでうかつにもからのボトルに給水するのを忘れていた。気温はまだまだ高い。足の痛みでスピードはさっぱり上がらない。脱水を警戒しながら走っていたら、脱水で動けなくなったランナーに遭遇。次のエイドまで約1kmのところだった。付いているスタッフが携帯電話で何か相談していた。

<最後の登り・・・走ったつもり>

90kmを過ぎると、余力のあるランナーはかなりペースアップできる。逆に激しくダウンするランナーもいる。自分は今回も後者だった。原因は右足首の痛みだ。去年は股関節の痛みだった。これは脚筋力の不足が原因なので、それに比べれば今年は少しマシと言えるが、ペースダウンしたことに変わりはない。動かし続けている分にはナントカ動くが、止まってから動き出す時はひと苦労だ。ラストの登り、たぶん4kmくらいだと思うが、とにかく歩かないことだけを目標にした。

<山ランと筋トレの効果はあったか?>

レース中はシューズによる足の痛み以外は、疲労による痛みもなく、レース翌日も筋肉痛はほとんどなかった。山ランと筋トレの効果はあったと思われる。

<野辺山はDNSか?>

富士五湖が終わって2週間後。やっと10kmのジョグができた。右足首の痛みが長引き、スイムのターンでも右足が使えない状態だった。野辺山まであと1週間。直前の木曜の10kmジョグで痛みが出るようならあきらめよう。

2006チャレンジウルトラランニングIN富士五湖117km

ワースト記録更新・・・!

スタート前風景。結構寒かったのでヤッケにグローブ、手には使い捨てカイロも。
富士急ハイランド前のエイドで。10km60分を維持するのがキビシイ・・・。
口にはおにぎりが2個入っている。いつもはばっちり消化されるのだが・・・。
「野鳥の森」往路。まだ元気だが、このときすでに「ペースが上がらないなー?」という違和感が・・・。
とてもランナーの補給食とは思えないお菓子屋さんエイド。ここではないが、本栖湖エイドには「かまぼこ」があった。やっぱり儲けを出すには「エンゲル係数」を下げるしかないということか・・・?
競技場前。歩きました。
桜も満開、富士山もこんな感じ。

よく眠れなかった車中泊

忍野の駐車場で車中泊をした。フレンディのオートフリートップで寝たが、結構人通り、車通りが多くうるさかったのでよく眠れなかった。

RCチップ紛失?

スタート20分前。RCチップの付け忘れに気付く。マジックベルトで足首に付けていたのをテーピングの時に外して、その後どうしたっけ・・・?車内を探すがない(!)。あんなものがなくてもスタートできないということをあらためて思い出し、一気に心拍数が上がる。結局、同行した妻の服に張り付いているのを発見。やれやれ。

前半はペースが上がらない

「最初の10kmは60分を越えてもいいか・・・。」という感じで走り始めた。本当に60分を越えてしまった。以前なら、自然にペースが上がり、「普通に」走っても60分を切れていたのだが、今回は一向にペースが上がらない。無理して上げればつぶれてしまうことは目に見えているので、成り行きに任せたが、50kmはようやく5時間を切れた程度だった。

荷物が逆

50kmと69kmに私物を送っておいたが、なんとこれが逆になっていた。大会側の完全なミスである。69kmで履き替える予定だったシューズが50kmに(!)仕方ないのでここで履き替えた。

エイドはお菓子屋さん

富士五湖も野辺山も主催者は同じだが、ともにエイドは最悪だ。チョコレート、クッキーなど消化の悪いものばかりである。69kmの本栖湖エイドでは例年はみつ豆が置いてあったのだが、今年は「かまぼこ」であった。

後半スピードアップどころか・・・?

69km?85kmは本栖湖岸の往復コースだ。ここからペースアップを試みるものの、70km?80kmでは若干ラップが上向いたが、そこまで。これ以後は激しくペースダウンした。なにより食欲が無くなり、スポーツドリンクすらスムースに入らない。もちろん固形物は食べられない。最後の登りは大半を歩いた。
ゴール前だけ見栄を張ってもしょうがないので、歩いてゴールインした。13時間オーバーのワースト記録であった。

距離スプリットラップ
10km1:02:561:02:56
20km2:03:591:01:02
30km3:02:040:58:05
40km4:02:201:01:16
50km4:58:250:56:04
60km6:07:261:09:01
70km7:09:231:01:56
80km8:06:320:57:09
90km9:26:291:09:57
100km10:39:431:13:13
110km12:07:231:27:40
117km13:01:160:53:51

吐いた・・・

帰りの車の中でいつまでたってもむかつきが治まらず、試しに吐いてみたら、レース中に食べたものが消化されずにそのまま出てきた。ラスト20kmくらいでお腹が張って食べられなくなったが、これだけ詰まっていればそりゃ無理だ。

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